私のがんが発覚したとき、すでに仕事をやめていたので
「実は、がんが見つかりまして」と報告する先は
身内以外ありませんでした。

今回、お殿様(夫)のがんがわかり、検査入院をしたとき
生活リズムが変わったため、ジム通いのサイクルにも変化が出ました。

すると、ジム内の顔見知りの方々と会うたびに
「珍しい時間にいるわね」とか
「きのうはお休みだったわね」とか、声をかけていただきました。

その都度、「主人が検査入院中で」と理由を話し
そこから、病名はがんであることも話すに至りました。

特に隠すほどのことでもないから、本当のことを話したわけですが
たいていの方から

今はがんも治るものね

という励ましをいただきました。
さらに、皆さんが70~80代ということもあり

「実は私も〇年前に」とか「主人が〇〇がんで」など
経験談を聞かせていただくこともありました。

そんなこんなで、最初の検査入院からすでに2か月ぐらい経ったせいか
現状を話した記憶のない方からも、励まされるようになってきています。

いろいろ大変なんですってね。
頑張ってね!

耳にしてしまったものの、どう声をかけるべきか難しい話題に
好奇心からとかではなく、純粋に好意で触れていただけるのは
たいへんありがたく、心強いものだと知りました。

職場だったら、配偶者の病気は徹頭徹尾隠したでしょう。
「身内が病気でたいへんらしい」ということがわかったら
フリーで働いていましたから、仕事を干されかねないし、
悪意を持った人に知られたら、
どんな攻撃材料にされるかわかったものじゃありません。

ジムにだって、とんでもなく非常識な人はいますが
そういう人とは関わりません。

病気というのは、心身に大きなダメージを与えます。
その話を隠し立てする必要がない
損得勘定抜きの人間関係の場があることそのものも、
ありがたいことだなと、ふと思いました。

ところで、「頑張ってね!」と励ましていただくと

えぇ、ほんっとに
怒りをおさえるべく
頑張ってるんですよ💢

と、お殿様の数多ある勝手な振る舞いを訴えたくなりますね。
励ましてくださった方にしたら
いや、そういう話じゃないから(苦笑)となりそうですがw

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。