きのう、病院で診察してもらってきたお殿様(夫)が
帰宅するなり

手術することになった

と言うので、まさに腰を抜かすほどに驚きました。

できないと言われていた手術なのに?
肺炎がある状態なのに?
体力が落ちてるのに大丈夫なの?

瞬時にたくさんの疑問が浮かんできましたが
話を聞いてみると、口から飲食できるようにするために
食道バイパス手術というものをすることになったそうです。

小腸を使って、食道から腸にバイパスを作る手術だそうです。
病院から持ち帰った診察結果の文書を確認すると

がんを取り除く=食道を取り除く手術はできない。
穴をふさぐ縫合もステント(菅)の挿入もリスクが高いということとともに、
食道バイパス手術という選択肢が提示されていました。

しかし、このバイパス手術によって穴がふさがるわけではないので
今後も誤嚥性肺炎をくり返す可能性があることと
肺炎の状態が落ち着くのを待って
がんの進行をおさえる抗がん剤治療を行うことを勧める
というようなことが書かれていました。

来週から入院することが決まったと言うので
入院期間はどれぐらいと言われているのかを聞いてみたら

12日ぐらい

と言うので、何かおかしい・・・と、思って調べてみたら
食道バイパス手術をしたときの入院期間は3週間~1か月以上で
誤嚥性肺炎の入院期間は、2週間程度でした。

おそらく、次回の入院は肺炎治療のためのものでしょう。
お殿様は、すっかり手術をする気になっていましたが
バイパス手術は4~7時間以上もかかる大手術です。
肺炎だし体力も落ちているし、そもそもがんの治療がストップしてるし

今、手術するはずがない!

という結論に至りました。(私の中で)
主治医は、このままずっと飲食できないわけではなく
バイパス手術という選択肢があることを教えてくれたのでしょう。

今朝、お殿様にそのこととともに
そもそも、バイパスなんぞを作るよりも
がん治療が先でしょう、と言ってみたら
なるほどといった様子でした。

きのうの診察時に、主治医が「今日から入院していきますか?」
と聞いてくれたそうなので、きっと肺炎は悪い状態というか
悪化がみこまれているのだと思われます。

即入院を断った理由は聞いていませんが
やはり、家にいたいのでしょうね。
痛みの管理をしてもらえると、だいぶ楽になると思うのですが
前回から医療用麻薬を処方してもらっているので、
感じる痛みもだいぶマシになっているのかもしれません。

がん治療が受けられるよう、肺炎が治まると良いのですが、
お殿様の場合、食道にあいた穴から細菌が漏れ出していて
いわば、蛇口が開いているようなものです。
抗生剤を投与してもはかばかしい効果が出ていませんので
今は、肺炎を落ち着かせることに全集中です。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。