同年代の知人が、年始は憂鬱だと言っています。
理由は、夫の実家に行かないといけないから。
そりゃー、いやだよねえ。
もう、こちとらが姑になってる年齢なのに
(知人はお子さんが結婚しています)
まだ、「嫁」としての義務が残ってる。
いい加減に卒業させてくれ!!
と、言いたくもなるというものでしょう。
有給休暇も年末年始休暇もなく
さらには定年もない「嫁(主婦)業」
夫が先に逝ったところで、ようやく退職でしょうか。
女のほうが平均寿命が長いので
そうなる確率は高いわけですが
地域によっては、夫亡きあともまだなお
嫁として婚家に縛られることもあるようです。
私は、もう5年以上義実家に行っていません。
がんが発覚し、ステージ4だと聞いた義両親がびびって
義実家詣でをするはずだったとき
「忘れん坊さんは来なくていいからね」
と、言ってくれたのをこれ幸いと、それっきり行ってません。
途中、舅が亡くなりましたが、そのお葬式すら
コロナ禍だったため、来なくて良いと言われて行きませんでした。
抗がん剤治療中だったため、免疫力が低下していたので
これは、仕方なかったこととはいえ、ラッキーでした。
自分が還暦過ぎてみると、「隠居」という
むかしあったはずのシステムがうらやましくなります。
お嫁さんが何もかもやってくれるなんて!!
なんと素晴らしい生活でしょうか。
私、3畳ひと間でかまわないし
北向きの小さな部屋でもいい。
そこで、一日中おとなしくゲームしてるから
お嫁さんにごはんもってきてほしいなあ。
好き嫌いしないで残さず食べるから
ぜひ、お願いしたい!!
しかし、息子が結婚する気配はまったくなし。
たぶん一生無理でしょうし
たとえ結婚できたところで
3畳ひと間だろうが北向きだろうが
同居してくれるわけもなく。
まじめに考えたら、私だってごめんだし。
隠居はしたいけど、ひとりで隠居したい。
という無理な願望にたどりついてしまいました。
独居隠居。
これをたぶん、独居老人というのですよね。