きのうは、お殿様(夫)に付き添って病院へ行きました。
予約の日程は以下の通りでした。

  • 11時~レントゲン撮影(肺の状態確認)
  • 主治医(腫瘍内科医)の診察
  • 呼吸器内科医からステント挿入について説明を聞く

ステントは、食道にあいた穴をふさぐために入れるもので
挿入による加圧で穴が広がったり、刺激で新たな穴があいたりと
大きなリスクがあるため、説明を聞くことにしました。

家を午前10時前に出て、電車とバスを乗り継いで病院へ行き
帰宅したのは、午後4時を過ぎていました。
いやはや、毎度のことながら、恐るべし待ち時間であります。

それはともかく、呼吸器内科医の説明をまとめると

  • 腫瘍が大きくなり気道が圧迫されて呼吸がしづらくなったときに行うもので応急処置に近い
  • ステントを挿入しても飲食ができるようにはならない
  • 誤嚥性肺炎を100%防ぐ保証はまったくない
  • 異物感は大きいと感じる人が多いが個人差がある
  • 穴が広がる、新しく穴があくリスクがある
  • 手術中に新たな手術を増やさなければいけなくなる可能性がある

上記のように、まず最初に、リスク&デメリットを説明してくれました。
ステントを入れれば水は飲めるようになると思っていましたが
お殿様が受ける処置においては、かなわないことがわかりました。

リスクはステントにもありますが、食道バイパス手術はもっと大きいので
ステントを入れてもらって水や流動食が経口摂取できるようになったら
手術は、しなくてもいいかもしれない、と話していたんですが

水が飲みたい

というお殿様の切実な願いは、
手術によってしかかなえられないことがわかりました。
消化器外科医から、ステント挿入をして肺炎を防ぎ
体力がついたら手術が可能になる、と説明されています。

呼吸器内科医からは、

それでもチャレンジするというのなら
こちらは120%がんばりますよ

と、温かい言葉をいただきました。
それもあってか、「いったん持ち帰って熟慮しても良いですよ」
と言っていただきましたが、お殿様はその場でステント挿入を即決しました。

横にいた私は、リスクが怖くてたまりませんでしたが
このままずっと飲食できないまま、というのはあまりに残酷です。
ステントを入れたあと、手術ができる可能性が
どれぐらいあるのかわかりませんが、反対はできませんでした。

というわけで、来週入院して手術することが決まりました。
内視鏡手術で、全工程が2時間程度で終わるそうなので
さほど体に負担がかからないのは、ほっとしました。

呼吸器内科医の先生は、ものをはっきりと言う方でした。
個人の感想ですが、私にはこういう先生のほうが合っています。
お殿様も、明確な説明に満足したようです。

何事もなく手術して帰ってこられることがほとんどの手術ではありますが
腫瘍がまわりにありますので、出血など不測の事態が起きる可能性もあります。
無事に終えられることを今から願うばかりです。


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。