食道と口内の炎症に苦しむお殿様(夫)ですが
主治医に痛みを訴えたところ、医療用麻薬を処方してくれたようです。
フェントステープという皮膚から吸収される麻薬性鎮痛剤です。
一般にがんの終末期に用いられることが多い、医療用麻薬。
取り扱いにいろいろ決まりがあって、薬剤師さんから
なんだかんだ、あれこれと、長々説明を受けました。
代理で取りに行ったので、私が説明を聞くはめになりました。
聞いたことを覚えて帰って、お殿様に伝えたか
というと、そうではなく、ちゃんと取説がありますので
それを渡してよく読んで使うように言いました。
調剤薬局で、薬剤師さんと延々と会話をしなければいけない
というのは、かなり負担に感じることではありますが
薬剤師さんにとって、説明は義務ですし
患者は聞かないと薬を受け取ることはできません。
ということがわかってなかったころ
かなり、不満に思っていたんですけど
薬剤師さんの手元には医師からの処方箋があるだけで
患者の病名も症状もまったくわからない状態で
薬を処方してくれているそうです。
ですから、あれこれ聞き取り調査をして
「その病気でこの薬が出るのはおかしい」とか
「症状に対して重複する薬が出てる」とか
あれこれ判断してくれているそうです。
今現在、私は健康体と変わりありませんから
薬剤師さんと話し込むことになっても、体力的にきつくはありません。
しかし、点滴で抗がん剤治療を受けていたころは
帰るころにはぐったりしていましたし
劇薬を処方されていたため、病院内ですでに薬剤師さんから
あれこれ聞き取りをされたり、説明を受けていたりしていました。
それを調剤薬局でもう一度されていたので、たいへん苦痛でした。
あまりに苦痛で調べてみて、薬剤師さんの立場を知ったのでした。
それでもやはり、病気の人が薬をもらいに来るところなんだから
説明が長くなるときは、座らせてほしいと、思っていました。
カウンター越しに立ち話でしたから、とても疲れましたよ。
きのう、お殿様の薬を取りに行った調剤薬局は
カウンターの前に椅子が設置してあって、座って話が聞けました。
5年前、ここに来たかった!と、思っちゃいましたねえ。
それはともかく、お殿様は、医療用麻薬のおかげで
痛みがだいぶ和らいだそうです。
痛みが続くと心身が削られ続けますから、よかったです。