牽牛花(あさがお)

  • 意味:アサガオ(ヒルガオ科蔓性の一年草)の別名
  • 豆知識:アサガオのタネは、かつて中国で貴重な漢方薬でした。

アサガオのタネで病気が治った人が、牛を牽いてアサガオにお礼を言いに行ったことから
「牽牛花」と書き表すようになったという説があるそうです。

アサガオといえば

小学校1年生が、理科(今は生活科)の授業で
タネから育てる経験をするのが定番です。

つぼみがふくらんで、いよいよ明日当たり咲きそうだ
というときに、チューインガムの外箱をかぶせておくと
箱を外すまで開花しないため
早起きせずとも開花の様子が観察できる方法は
今も受け継がれているでしょうか?

チューインガムの外箱が定番だったのは、昔のことで
今は適宜、ふさわしい袋を使っているのでしょうね。
息子のときは、どうだったっけ?
さっぱり覚えてません。

あいつは、もしかして開花の様子を観察してないのかも?
今頃になって知る真実かもしれませんが
確かめる気にはなれません。(笑)

真実といえば

kindleunlimitedの対象作品の小説を読みました。
宮内見さん著「トッケイは七度鳴く」です。
今や、広く知れ渡っていると、思うのですが、
慰安婦問題の真実に斬りこんだ物語でした。

弾に当らない伝説の日本兵「神戸のべっさん」が、第二次大戦中のビルマで慰安婦に恋をした……

放送作家の誠太郎は祖父の遺品の中に一冊の戦記を発見する。
その冒頭に戦時中のビルマ(ミャンマー)で慰安婦・夏子を死に至らしめたという衝撃の記述が。
時を同じくして娘が留学先の米国で差別的扱いを受けた原因が日韓問題だったと知る。祖父の真実を知るため、
娘を守るため、誠太郎は奔走。しかし見えざる力で歴史の闇に飲み込まれて行く。
時代と国境を越えた、心温まる恋愛ミステリー。

Amazon商品説明より

朝日新聞社、社民党のことだなと、わかるモデルが登場しますが
もちろん、フィクションも交えています。

自国に不利益となる「強制連行があった」という嘘が、
なぜ捏造されたのかというところも、物語の中で明かされますので
興味深く読み終えました。

戦争

慰安婦問題のことだけをとりあげた小説ではなく
戦争の現実にも、深く触れています。

ビルマが舞台の戦争の小説というと
インパール作戦を連想してしまうところですが
ほかにも、悲惨な激戦は、いくつもあったことを
改めて思い知ります。

現代の戦争は、ドローンを使うようになったり
無人爆撃機が主流になっているのでしょうが
第二次世界大戦時は、まだ人が銃を手に戦場を走り回っていました。

もっと前になると、槍だったり刀だったり
まさに肉弾戦で領土の分捕り合いをしていたわけです。

今も、領土をめぐって、戦いが続いていますから
方法は変わっても、人間の営みは変わらないことにがっかりします。

平和

「戦争を知らない子どもたち」に入りますので
平和な世の中しか知らない世代です。

とても幸せなことです。
その分、「当たり前の生活」のレベルは、高くなっています。

生きているだけでありがたい。
食べられるだけで御の字。
という時代ではなくなるにつれ
「人並み」のハードルがどんどん高くなります。

私が子育てをしていたときでさえ
「人並み」の持ち物をそろえ、経験を積ませるって
どんだけお金がかかるのよ!と、悲鳴をあげたくなりましたが
それは、どんどん加速しているでしょう。

たとえば、任天堂Switchをほしがったら
ソフトも入れて、4万近くかかります。
きょうだいがいて、ひとりずつ持たせるとなれば、その倍。

そして、スマホがほしい、イカした自転車がほしい
なんだかんだがほしい、塾に行きたい、メジャーな遊園地に行きたい
などなど、かなえてやりたいことをすべてかなえていたら
どれだけお金があってもたりませんね。

家庭により、生活レベルはそれぞれでしょうけれど
たいへんな世の中だと思います。
もう、通り過ぎましたが、渦中にいたときは
ほんと、青息吐息、ヒーハッハでした。

もちろん、よそはよそ、ウチはウチを貫くのも、アリです。
でも、なかなか貫けないのが、凡人というものではないでしょうか。
特に私は、親から「お金がないから!」と
あれもこれも、ガマン、ガマンさせられて育ちましたので
息子には、「人並み」でいさせてやりたいと思う気持ちが強く
自分で自分の首をしめまくっていました。(笑)

息子にお金がかかっていたころ

息子が中学生だったとき、宅配ピザを食べたがるので
「高いから」と、却下し続けていたら
ある日「仕方ないな、僕がおごるよ!」
とまで言いだしたことがありました。

ヤツは、お年玉をためこんでいて
そこそこの小金持ちだったんですよね。(笑)

あのとき、どうしたんだっけな?
ほんとに息子にゴチになったのか、
哀れに思って、とってやったのか?

たぶん、とってやったんだと思うのですが・・・
都合よく記憶を捏造している可能性もあります。
今度息子に会ったら、真実を聞いてみます。(笑)

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。