お殿様(夫)は、だいぶ元気になりました。
顔色がよくなり、表情も明るくなって
口数も、以前と同じレベルまで増えました。
昼食だけですが、久しぶりに向かい合って食事を摂っています。
そうなれば、弾むとまではいかずとも、話をします。
きのう話題になったのは、今後の治療についてです。
がんが、すべて消えなかったため
今後も治療が続くことは決定していますが
治療方針は未定、次回の診察時に医師の考えが聞けるはずです。
抗がん剤はいやだな
放射線はもう、ないだろうから
どう考えても抗がん剤じゃない?
抗がん剤は、もう二度とごめんだと思っているようです。
副作用がしんどかったので、その気持ちはわかりますが
放射線は同じ部位に二度の照射はできないことや
放射線を照射した部位は、組織が変容していて
縫合が難しくなるため、手術もできないことを
初期の診察時に説明されてました。
それをすっかり忘れているようです。
お殿様が忘れていることは、ほかにもたくさんあることが
話をしていると、わかってきます。
下咽頭がんは初期の段階だと言われたことや
食べ物の経口摂取ができるようになるのは、たぶん10月ごろだとか
一緒に聞いた説明を、あれこれ忘れています。
がんの告知を受け、その後検査に次ぐ検査からの治療開始。
自分のときのことを思い出しても、
当時はあまりにあわただしく、
ゆっくり物を考えている時間はありませんでしたし
医師の説明を、しっかり聞く心の余裕はなかったように思います。
思えば、私もあのとき医師に聞いといたほうがよかったのか?
ということが、多々あって、その後何年もたってから
いまさらなんですが・・・と、伺ったことがいくつもあります。
いまだに聞いていないのは、私の骨転移は
溶骨型なのか増骨型なのか?ということです。
聞いたところで、どうなるわけでもありませんが
なんだか、気になります。
機会があれば聞いてみたいところですが
医師はたいへん忙しく、診察時に余計な話をするのは迷惑でしょう。
状態が悪いときは、診察が長引くことを知っています。
そういう患者さんも多々いることを思うと
必要に迫られていないことを聞くのは、気がひけます。
気が引けると思える状態でいられることは
とてもありがたいことですから
聞けないままでも問題ありません。