諡(おくりな)

  • 意味:亡くなった人をたたえて付けられる死後の名称
  • 豆知識:神道のお葬式で使われるもので「諡号 ( しごう)」ともいいます。

明治以後、元号は一世一元となり、
天皇の諡は年号と一致するようになったそうです。
江戸時代までは、元号がくるくる変わるので
暗記するのが大変でした。
というのは、ウソです。
あきらめて、暗記していません。(笑)

読書

図書館で借りた本を読みました。
中島京子さん著「ムーンライト・イン」です。

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「わかっちゃった。あなたもムーンライト・フリット(夜逃げ)でしょ」。人生の曲がり角、遅れてやってきた夏休みのような時間に巡り合った男女。高原に建つかつてのペンションで、静かな共同生活が始まる。

Amazon商品説明より

「成瀬は天下を取りに行く」が、本屋大賞を受賞したそうですが
概要をチェックしてみたら、中学生が主人公でした。
読めば面白いのかもしれませんが、子どもの話は食指が動きませんね。

その点、この「ムーンライト・イン」は
主な登場人物5人のうち3人がシニア世代です。
すんなり物語の世界に没入できました。

表紙

CDに「ジャケット買い」というのがありますが
逆に、ジャケットが趣味に合わないから買わない
ということもあるのかな?

本は、表紙を見て避けるタイプのものがあります。
それは、マンガ風のイラストのものです。
子どもがなんだかんだする話かな?と、思っただけで
やめとこう・・・と、なりがちなんですが
なにかきっかけがあって読んでみると
意外に面白い作品もたくさんありますから
食わず嫌いはやめて、チャレンジしたほうがいいのでしょうね。

食べ物

食に関しては、好奇心旺盛、チャレンジャーなので
めずらしいものほど「食べたみたい!」となります。

それでも、食べたことがないのに
絶対に無理!!と、思う食材は虫類です。

オーストラリアで食べられている(らしい)
ウィチェッティグラブという芋虫なんて
絶対にいや~~~!と、思いますが
飢饉ともなれば、食べるのかもしれません。
いえ、きっと食べますよね。

そんな事態は想像したくありませんが
サバイバルに突入するって、そういうことですね。

シニアが主人公

話を小説に戻します。
自分が還暦間近となった今
むかし「おばあさんの話」と思っていた小説に
案外、新鮮な発見があるかもしれないなー
と、思いついたので、そういう小説を
読み返してみようと思っています。

生涯で、一番読み返しているはずの小説
有吉佐和子さん著「木瓜の花」は「芝桜」の続編です。
(「芝桜」の記事はこちらです。→似たよう服ばかり)

「芝桜」では、まだ若かった主人公が歳をとって
今でいうシニア世代になっているはずなんですが
主人公は、何歳の設定だったかなあ?

もしかしたら、今の私より若いのかも。
「還暦」というワードは出てなかったような・・・。

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花柳界から足を洗い、老いを意識しながらも壮年の学者に少女のような憧れを抱く正子。豪華なバーや料亭を一人できりもりし、男なしではいられないという蔦代。幾度か衝突し、行き来のとだえていた二人だが、恍惚の人と化した蔦代の母が正子の許に飛び込んできたことから、再び愛憎の葛藤が始まる。――戦後を生きる『芝桜』の主人公たちの対照的な老境を本瓜の花の色どりの中に描く。

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忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。