首途(かどで)

  • 意味:自分の家を出発して、旅に出ること。旅立ち
  • 豆知識:「門出」との意味の違いはありません。

「旅立ち」というと、勇者を思い描いてしまうのは
RPGゲームのやりすぎですね。(笑)

まだ暑いけど

読書の秋を先取りするかのように
せっせと本を読んでいます。

ポケモンSVの追加コンテンツの配信が始まり
すでに購入ずみなんですが、プレイするヒマがない。(笑)
専業主婦でヒマがないとは、これいかにですが
それぐらい、ヒマさえあれば本を読んでいます。

読んでいた本は、まず「お勝手のあん」シリーズです。
(その記事はこちらです。→お殿様(夫)が駆け寄ってきた
母から借りた8冊を、やっと読み終えたので
その後、マンガ「鋼の錬金術師」に突入。
こちらは27巻あるのに、まだ7巻の途中です。
たっぷり楽しみが残っているので、うれしくもありますが
ポケモンもやりたいよ~と、困ってもいます。

やりたきゃやれよ!と言われればそれまでですが
ゲームも本も、その世界に没入するのが醍醐味ですから
ひとつずつ順番に堪能していく主義です。(何をえらそうにw)

悲鳴

「お勝手のあん」は、シリーズものなので
8冊を読み終えたからといって、物語が終わったわけではありません。
先がどうなるのか、想像して楽しんでいます。

時代が幕末で、黒船来航により、世の中が徐々に変わり始めていく様子が
町人である主人公の目線で描かれています。

登場人物のひとりが、京都に旅立つシーンがあり
あああ、今この時に京都!?
もうすぐ、禁門の変だよーっ!と、心配しましたが
これはまだ、脳内でのこと。
思わず悲鳴をあげてしまったシーンもありました。

商家の息子という設定の登場人物が
武家の養子になったという展開を
ふむふむと読んでいたんですが
なんと、その武家とは会津藩士だとわかり

ダメよーっ!

と、本当に声をあげて叫んでしまいました。

戊辰戦争で、辛酸をなめることになる会津藩ですから
その登場人物の先行きには暗雲しかありません。

今後、どんな展開になるのかはもちろん
どのような描かれ方をするのかもわかりませんが
愛すべき登場人物なので、なんとしても生き残ってもらいたいものです。

悲鳴といえば

本を読んでいて、悲鳴をあげたことって、前にもありました。
その本は、浅田次郎さん著「終わらざる夏」です。

第二次世界大戦が終わろうとしていた1945年の夏
3人の男性が、召集され北へ向かう列車の中で行き合います。
その3人が、どこに連れて行かれるのかわからないまま
3人、そしてそれぞれの家族や知人の話などが語られていきます。

物語がだいぶ進み、登場人物3人にすっかり愛着がわいてきたころ
彼らが向かっていたのが千島列島だと明かされて

ヒエエッ!

と、悲鳴をあげてしまいました。

間もなく戦争が終わるという、そのときに
8月15日以降も戦いが続いた千島列島に運ばれてしまう3人の話か・・・
と、一瞬読むのをやめようかと思いました。

しかし、読みたくて読んでしまったんですけどね。(笑)
おもしろいというのは不謹慎なんですが
さすが浅田次郎さん、名作に仕上げていて
案の定、涙を流しながら読了しました。

史実をベースにした物語って、先がわかっているだけに
ときに、先に進むのがつらく感じることもありますが
作者の解釈、描き方が知りたくて、読んじゃうんですよねえ。

大河ドラマも、同じ興味を持って見ています。
歴史もののおもしろさは、
史実のまわりに描かれる物語のふくらみ加減で
そこが、自分の感覚と合わない作品は楽しめませんから
自分の感性にぴったり合う作品に出会えるのは
とてもうれしいことで、幸運に感じます。

 

 

読みたいマンガ

「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」という賞があり
数々の名作が受賞してきましたが
今年の大賞は「鋼の錬金術師」の作者、荒川弘さんの新作
「黄泉のツガイ」に決定したそうです。

というニュースを見て、検索してみたところ
1巻が、加入しているkindleunlimitedの対象作品になっていたので
早速ダウンロードして読んでみました。

さすが荒川先生!と、私が言うにはあまりに「にわか」なんですが(笑)
でも、独創的な世界観の構築には、今作も「すごいなあ」と、感心しました。

現在、5巻まで刊行されていますが、まだ連載中です。
完結していない作品に、うっかり手を出してしまうと
続きが読みたくてジリジリしてしまうんですけど
読みたいなあ・・・に負けてしまいそうです。(笑)

買っちゃおうかな。
こちらは、定価で買うでしょうから電子書籍のほうがいいかなあ。
でも、やっぱり紙のマンガも捨てがたい。

買うか買わないか。
紙か電子書籍か。

しばらく迷いそうです

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。