挈(けつ)

  • 意味:ひっさげる・たずさえる・手にさげて持つ
  • 豆知識:「挈挈」は「急ぐさま」という意味の熟語です。

「ひっさげる」って「引き提げる」の略なんですね。
辞書をひいているうちに知って、なるほどでした。

難題

同年代の人々の多くが、同じように悩んでいると思うんですが
実家の片付けって、大変困難な大問題ですよね。

ご多分にもれず私の母の家も、片付けなければいけない
という状態が、ずーっと前から続いています。
10年以上前、姉といっしょにかなり強引に
本と食器の一部を処分させたんですけど
どちらも、まだまだまだまだ、たーーーくさんあります。

もう、ほんっとに切羽詰まってきたよね
ということで、先日姉と二人でまた
かなり強引に本を少しだけ処分させました。

BOOKOFFに売るという形をとって
「捨てるわけじゃない」と、言い含めつつ
処分できたのは、段ボール5箱分。

大きな段ボールではなく
本が20冊ぐらい入る程度のサイズです。
それでもたぶん、100冊以上は処分できたはずなんですが
見た感じ、明らかに減った感がないんですよね。

それほど、大量の本がある!
ということですから
これからも、行くたびに少しずつ処分させないといけません。

あー、考えただけでうんざりです。

同類

日本中、いえいえ実は海外でも
同じ問題に頭を抱えている同年代は、たくさんいます。

ネットの普及で、よその人の暮らしが見えるようになって
私だけじゃない!と思えるようになったのは
とても喜ばしいことですね。

みんな似たようなもの、とわかって
気持ちが少し軽くなっても
不用品の数が減るわけではありませんが
励みになるので、ありがたいことです。

いやはや、しかし。
どうして、あんなにも大量のモノを所持しているのか。

どれもこれも、もういらない、使わないモノばかり。
としか、私には見えません。

いらない、使わないモノ、それはつまり
ゴミですから。

ゴミと暮らすのが、そんなに好きですか?
と、聞きたくなっちゃいますよ。

反面教師

掃除、片付けが苦手、というより、はっきり嫌い
という母に育てられた私と姉は
片付かない家が大嫌いになりました。

姉は、整理整頓がしっかりできますので
家は、まるでモデルルームのようにきれいです。

私は、姉とちがってだらしなく、ものぐさですから
モノの管理ができません。
ですから、家の中のモノの総量を減らすことで
なんとか、片付いた状態を維持しています。

子ども時代、爪切りと耳かきがすぐに出てくる家、
そんな家に住みたいと思っていました。

どんだけ片付いていなかったか、お察しですよね。

それにくらべれば、今の母の家はだいぶ片付いています。
それでも、とにかくモノが多い!!!!

そんなに「捨てる」ってつらい作業なのかなあ。
家の片付けの話になると、母は決まって不機嫌になるし
着手しても、はっきりしぶしぶです。

ゴチャゴチャした家で暮らしたい気持ちって
私には、まったくわかりません。
わからないから共感できず
どうしても、ビシバシ厳しい態度になってしまいます。

でも、そうしちゃう娘に育てたのは自分ですから
母にとっては、仕方ないことですよね。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。