浬(かいり)
- 意味:海上の距離を表す単位
- 豆知識:訓読みに「ノット」があります。
1浬=1852mで、1ノットはというと
1時間に1浬進む速さのことだそうです。
1852mって、ハンパだなあと、思い
どのようにして出てきた数字なのかを調べてみたら
「地球表面上で緯度1分に相当する長さを1海里」
という記述が出てきて、ここで読むのをやめました。(笑)
痛ましい事故
埼玉県の熊谷で、84歳のドライバーに
小1の女の子がはねられて、重体だそうです。
またもや高齢ドライバーによる交通事故。
被害者と、そのご家族の心痛を思うと、いたたまれません。
女の子が、なんとか回復してくれることを願います。
レベチだけど
被害者のことを思うと、簡単にはいえないことなんですが
加害者家族が、運転免許返納を勧めていた
という報道を聞いて、家族の方が気の毒になりました。
もちろん、もっと強く働きかければよかったわけですが
高齢者の免許返納問題は、多くの家庭でもめまくっています。
当の本人が、どうあっても運転をやめたがらないため
こじれにこじれる、大変難しい問題です。
人ごとじゃなかった
齢90になろうかという我が母も
わりと最近まで運転をしていました。
高齢者が交通事故を起こしたというニュースを見聞きするたびに
「ますます風当たりが強くなる」
と、嫌悪感をあらわにしていましたが
いや、そうじゃなくて、免許返納しようよ
と、働きかけるも、長いこと拒否されていました。
理由は、多くの高齢ドライバーと同じで
「どこにも行けなくなるから」でした。
坂の多い町に住んでいるところにもってきて
加齢により、膝が悪くなっています。
「歩けないから車に乗れないと出かけられない」
という理屈ですよね。
免許返納まで
もともと、母は運転が下手なんですよ。
でも、本人はうまいと思い込んでいるから始末が悪い。
それでも、スピードを出さないことが心がけていて
事故を起こしたことはありませんでした。
とはいえ、いつ事故を起こすかわかりません。
免許返納する前は、何度となく「そろそろ・・・」
という話題を出し、そのたびに不機嫌になられ
こっちも不愉快になるという悪循環でした。
それでも、立て続けに車をこすってしまったそうで
自ら「もう無理だな」と思ったようで
車の運転をやめてくれたので、ひと安心です。
ここで優しい言葉をかけてやるどころか
「塀をこすった」と聞いて
「子どもをこすらなくてよかったわね」
と、背筋が凍るようなコメントをしたのは、私です。
でも、それが真理ですよね。
人身事故を起こさずに、運転をやめてくれて
ほんっとによかったです。
免許返納後
運転をやめたとたん
「出かけられない」という
激しい苦情が続き、辟易しましたが、
優しく聞くような娘じゃありませんから
「いつまでも、こんな坂の上に住んでたからよ」
と、自己責任であることを厳しくつっこみつつ
「タクシー使えばいいでしょ」
と、自分だったら、できれば避けたい代替案を提示しました。
お金かかるし、呼ぶのめんどくさいし
タクシーを使いたくない気持ちは、わかりますけど
そんなこと、知ったこっちゃありません。
どこまでも冷たい娘で、気の毒なのかもしれませんが
孫が優しくしてます。
我が息子が、なにくれとなく世話を焼き
あっちこっちへと車で送迎してやっています。
娘の身から見ると、思うところ多すぎる母ですが
孫のことは、かわいがってくれました。
そこは、評価しています。(どこまでも上から目線)
結局、自分のしてきたことって
すべて自分にかえってくるものなんだなと
思わぬところで因果応報の意味を再確認したのでした。