窕(あで)やか
- 意味:はなやかに美しく、なまめかしいさま
- 豆知識:「奥深い」という意味もあります。
きのう練習した「窈」が上につく「窈窕(ようちょう)」という
「しとやかで美しい様子」という意味の熟語があります。
きのうに続き、そのような女性にはなれません。(笑)
散歩
お殿様(夫)と散歩をしました。
少し前、「あら!珍しい!!」と、思ったマガモが
(その記事はこちらです。→散歩するお殿様(夫)のNG思考)
いつのまにか、3倍に増えていました。
赤〇がマガモで、画面に入っていないところに、もう1羽いました。
まだ、もとからいたカルガモのほうが多くいますが
そのうち、勢力図が逆転しているかもしれません。
こうして、領土はのっとられるのか!
と思ってしまうのは、マガモのほうがきれいなので
どうしても、カルガモが軽んじられているように見えてしまうんですよね。
そんなことは、ないのでしょうけど
ここは、美しいアタクシたちが使うから
お前たちは、出てお行き!
とかなんとか、言ってるような想像をしちゃいました。
失礼な!と、マガモが怒りますよね。(笑)
図書館本
話は、ガラっと変わりますが、
図書館で借りた本が、かなり衝撃的な内容でした。
前々から気になっていた作家さん、嶽本野ばらさんの「通り魔」です。
これは小説ですが、小説以上に切実です!
これは小説ですが、小説以上に切実な小説です!!
――たとえば、食べるために働いたことのない2世・3世の議員に、こんな事態が想像できるだろうか?
生活できないことは、こんな現実があっても「自己責任」なのか?
小さな障害はあるものの、善良だった少年が残虐な凶行に及んだのは、彼だけの罪と言えるのか?
社会が犯している「弱い者いじめ」は、人間としての「罪」ではないのか?【あらすじ】
Amazon商品説明より
幼い頃から僕は人と上手く話せなかった。僕はスナックを経営する母親と二人暮らしだった。母親とも上手く話せない僕は、よく叱られた。いつもひとりで過ごしていた僕は、中学生の頃からネットの中に居場所を見つけた。大学まで行きたくて高校に上がったが、2ヶ月で辞めた。スナックのお客の紹介で地元の縫製工場に就職した。その工場では、僕が一生買うこともできないような高価な服を作っていた。4年間勤めたが、小さな事件を起こして退職した。僕は地元を逃げ出し、東京へ向かった。だがそれが、大きな転落の始まりだった‥。
というような物語で、ずっと沈鬱な気持ちで読みました。
コミュニケーション障害がある主人公が、人と交わることにおびえつつ
それでも、真面目に真摯に生きていくのですが、
不運が重なったり、世間知が低かったりで、どんどん転落していき
不本意ながら、ネット難民として暮らし始めます。
そこから、すぐに抜け出すつもりでいたのに
働いても働いても、その日暮らしがやっとの派遣仕事しかなく
それでも、誰かを羨んだり、嫉妬したりすることなく
誠実に生きていく主人公の姿が、とても気の毒でした。
その後、大きな事件に発展してしまうという内容ですが
若者によらず、軌道修正できないまま
貧困のドツボにはまってあえいている人たちが
今もどんどん増えているであろうことを思うと
世の中、まちがってるよなあと、つくづく思います。
自民党の裏金問題で動いているお金もそうですし
A宮の改修工事に使われた30億だとか
そのおうちから国民に後ろ足で砂をかけるようにして
出て行ったビッチにいまだ使われている機密費とか
外国人を過剰に優遇するための支出とか・・
そういうものを、
困ってる人に回せよ!
と、声を大にして言いたくなりました。
常々思っていたことですが、フィクションとはいえ
あまりに不遇な青年の話を読むと
このままでは、いかんだろう!💢
と、強く思わざるをえません。
どうにかならないものですかねえ。