井上馨(いのうえかおる)

  • 人名:長州藩出身の明治時代の政治家
  • 豆知識:「馨」には「かおり」という読み方もあります。

ソメイヨシノが終わると、待ってましたとばかりに咲く八重桜。

買い物の途中で撮影しました。
八重桜から、大河ドラマ「八重の桜」を連想し
歩きながら、明治維新にかかわった人物名を考えました。
その中で、この名前は書けないなと、思った人が井上馨さんです。

「馨ちゃん」という親戚や友人がいれば書けたのかもしれませんが
私のまわりには、そういう人はいませんでした。

漢字の練習をしたものの、私は別に井上馨さんが好きなわけではありません。
日本人にありがちな判官びいきでしょう。
討幕派より、佐幕派に肩入れしてしまいます。

会津の思い出

「八重の桜」が放送されていたとき
お殿様(夫)をせっついて、会津旅行をしました。

高校生のころに大河ドラマ「獅子の時代」を見て以来
会津藩の歴史に興味を持つようになりました。

獅子の時代は、菅原文太さんが演じた架空の会津藩士が
幕末~明治時代初期までの動乱の世で活躍するお話でした。

会津で、あちこち観光しましたが
なんといっても白虎隊が自刃した飯盛山に登って
山の上から鶴ヶ城を見たときは
ああ、少年たちは、ここから燃えるお城を見て
落城したと勘違いして絶望したんだなあと
史実の重みに胸を打たれました。

お殿様は、歴史に興味のない人で
そばにあった、白虎隊員の像を見て

「昔の人はちっちゃかったんだなー!」

と、変なところに感心して、
私の感動をぶち壊してくれました。

昔の人だからじゃなく、
子どもだったからちっちゃいんだよ!

歴史小説やドラマが大好き

私は、歴史小説を読むのが好きですし
大河ドラマも楽しく見ています。

母が、いわゆる「歴女」で、
その影響が大きいのだと思われます。

小学生のとき、本州と九州の間にある
関門海峡に家族で行きました。

子どもの私にしてみると
ただの、海でしたし
そこに架かったばかりの「関門橋」の大きさに
目を奪われていましたから、
母が、やたらに感動している意味は
まったくわかりませんでした。

でも、今になるとわかります。
関門海峡は、源平合戦のクライマックス
壇ノ浦の戦いの舞台となった場所です。

まさに、歴史の現場に立っていたのです。

ここで、義経が八艘飛びをして
幼い安徳天皇が時子に抱かれて入水したんだ・・・

そんなことを考えたら
感動がおしよせてきちゃうに決まってます。

今こそ、私もあの場に立ちたいと思います。

猫に小判

修学旅行で、京都や奈良に行きました。
しかも、中学生のときと高校生のとき2回も!!
どちらのときも事前学習をしてたんでしょうけど
ただ、お寺をやたらにたくさん見たなー
ぐらいしか、覚えてません。

なんの「修学」にもなってません。
もったいなかったなあ、
今、連れて行ってもらえたら
あちこちで歴史の現場に立って
感動に打ち震えるでしょうに。

京都、奈良は、お殿様が興味を覚えない観光地なので
おそらくこの先、行くことはないでしょう。

とても残念です。




忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。