衢(ちまた)

  • 意味:道の分かれるところ・物事の分かれ目
  • 豆知識:広いよつつじ(=四つ辻)という意味も持つ漢字です。

人は、人生の岐路で常に何かを選びながら生きていると、よく言われます。
あのとき、こっちを選んでいたら・・と、考えたことのない人はいないでしょう。

私個人の例をあげるならば、大学進学のとき
横浜国大教育学部を選び、それに見合った勉強をしていたら
B´zの稲葉さんとご学友になれたんだなあと、思うことはありますが
それと、勉強という努力を天秤にかけてみると
そこまでして選ぶ道ではなかったと、思うのであります。
人はきっと、それぞれに見合った道を選んでいるものなのでしょう。(笑)

朝ドラのモヤモヤ

朝ドラ「らんまん」を毎日楽しく見ています。
ご覧になっていない人もいることでしょう。
本日の記事に必要な登場人物の説明をしておきます。
( )内は演じている俳優さんです。

  • 万太郎=主人公=槙野家当主(神木隆之介さん)
  • タキ=万太郎の祖母(松坂慶子さん)
  • 綾=万太郎の姉(佐久間由衣さん)
  • ヒサ=万太郎の母、槙野家の嫁(広末涼子さん)

今朝、タキの口から綾は、万太郎の姉ではないことが語られました。
万太郎が生まれたばかりのころ猛威をふるっていたコロリ(コレラ)により
タキの娘とその夫が死んでしまい、
残された孫=幼い綾をタキが槙野家に引き取り、
ヒサにより実子として育てられたのでした。

つまり、万太郎と綾は、実の姉弟ではなく、いとこだった!
ということがわかって「そうだったのか!」と、驚きもしましたが
「それでか!!」と、少々モヤっとしていた謎が解消しました。

謎とは

ヒサが亡くなるとき、枕元に幼かった万太郎と綾が呼ばれますが
ヒサは、万太郎を見て話しかけるばかりで
綾のほうは、チラっとも見ず、何も語りかけないまま息をひきとります。

瀕死だったしねえ・・・
当時の後継ぎって、それほど大きな存在なんだろう
と、思ってはいたものの、綾ちゃんがかわいそうだと同情し
ちょっとした違和感が残っていましたが
これでスッキリ!です。

そりゃー、いまわの際となれば、実子しか目に入りませんよね。
綾のことだって、もちろんかわいがっていたし
遺していく無念さはあったでしょうけど
実子と、血縁のない姪っ子では、雲泥の差がありましょう。

私だって、血縁のない甥や姪って
特にかわいいと思いませんもんね。
そんなこと、口にしたらいけないと思うので
普段は、いちいち言いませんが
死ぬか生きるかの場面では、
存在がすっ飛んでしまうのも当たり前です。

血縁のある姪(姉の娘)は別ですけど。(笑)

男女差

モヤモヤしていたとき、ちらっと思い出したのが
子育て中、母親どうしのあいだで何度となく出ていた話題で
「子どもが複数いる場合のかわいさの順位」です。

  • 下の子ほどかわいい
  • 女の子より男の子のほうがかわいい

この2つを、たいへん多くの知人女性から聞きました。
私はひとりしか子どもがいませんので、わかりませんし
もちろん、違う人もいるだろうけど
多くの人がそういうのだから、そうなんだろう
と、思っていました。

また、亡き父が、姉と私のふたりしかいないというのに
「忘れん坊は最後の子だから」と
やたらに私に甘かったことも思い出しました。

というわけで、男の子で下の子である万太郎は
ヒサのかわいさ順位が上だったんだろう、とも思ってたんですよね。
でも、実子かそうでないかの差は、
そんなもの関係なしに、明白に差がつくものでしたね。

モヤっとしていたものがスッキリしました。
この先、どんな展開になっていくのか
楽しみにまた毎朝視聴していきましょう!


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。