金盞花(きんせんか)

  • 意味:キク科の植物
  • 豆知識:別名は「カレンデュラ」「ポットマリーゴールド」です。

<参考画像 キンセンカ>

別名になるのもうなずけるぐらい、マリーゴールドに似ていますね。
しかし、まったくの別種で、葉の形で見分けるとよいそうです。

<参考画像 マリーゴールド>

似ているといえば

椿とサザンカもよく似ています。
その見分け方は、花の形のままぽとっと落ちるのが椿で
花びらがばらばらになって散るのがサザンカです。

<参考画像   花のまま落ちる椿       花びらが散るサザンカ> 

この見分け方を知ったのは、マンガ「ドカベン」です。
野球マンガですから、野球のルールもずいぶん覚えましたが
花の見分け方まで教えてもらったのだと思うと
マンガも、あなどれない書物だと感じ入るのであります。

サザンカといえば

ここで、マンガの話を続けようと思ったんですが
お殿様(夫)とまだ、結婚前、ラブラブだったころ
鎌倉デートしたときのことを思い出しました。

おりしも12月、街のあちこちに咲いていたサザンカを指さして
お殿様が「あの花は椿?」と聞いてきたので
ふっふっふ、素人はこれだから困るね。
花びらがあんなに散っているのに、椿だなんてw
と、「あれはね」と、ドヤ顔で歌って教えてあげました。

♪さざん~か~のや~~ど~♪の、
サザンカだよ!

お殿様は、「そ、そうか」と、言ったあと
ひっひっひと、笑い始めてしまいました。
それを見て、すぐに、しまった!
大川栄策はどう考えても、デートにふさわしくない!
歌うなら、「サザンカ、サザンカ咲いた道~」
のほうにすべきだった!
と、思いましたが、あとの祭りですし
どちらも歌う必要は、1ミリもありませんでしたね。(笑)

話をマンガに戻します

かなり重症の風邪で臥せっていたあいだ
何をしていたか、というと
ひたすらアマプラとネットフリックスで動画を見ていました。

今回は、かなり重症の風邪で
とにかく、延々と横になっていましたので
驚くほどたくさんの動画を視聴しました。

その中で、面白かったものの中のひとつに
「ラスト・ツァーリ:ロマノフ家の終焉」(ネットフリックス)
というドラマ仕立てのドキュメンタリー番組がありました。

タイトルどおり、ロシアのロマノフ王朝、最後の皇帝
ニコライ2世の即位~王朝の終焉までのドキュメンタリーです。

このあたりの歴史は、実はちょっと知っています。
それは、マンガ「オルフェウスの窓」を読んで知ったことですが
「ベルばら」でフランス革命を
「オルフェ」でロシア革命を学んだ元少女は
私を含め、大勢いることと思います。

マンガの知識

当時、怪僧ラスプーチンが宮廷で暗躍していた理由は
皇太子が患っていた、血友病の治療ができたから
ということを、マンガで読んで知っていたんですが
いかにして、治療していたのか?は
マンガでは明かされておらず、謎だったんですが
残念ながら、今なお謎とされているようでした。

偶然による治癒であったものを
母である皇后が、ラスプーチンが起こした奇跡
と、信じたことで、落ち着きを取り戻し
それが、皇太子にも良い影響をもたらした
という説もあるようです。

それはともかく

欧州最後の専制君主制が、革命により終わりを迎えるまでの
なんだかんだを、じっくりドラマで見終わって
そのころと、今と、どっちがマシなの?と、感じました。
民衆の幸福度に、大きな変化はないのでは?
と、思ってしまう現在です。

搾取していた絶対権力者を滅ぼしたあとにも
同じような仕組みが作り上げられただけですよね。
なんともやるせない気持ちになりましたが
たいへん、見ごたえがありましたし
長いこと、ロマンのある謎だわ!と、思っていた
ロマノフ王朝最後の皇女アナスタシアの生存伝説を
科学的に検証した結果も知ることができましたし
見てよかった!と、大満足した番組でした。

サブスクって、ほんっとにありがたいですね!
風邪の友として、優秀すぎる。(笑)

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。