瑇瑁(たいまい)
- 意味:ウミガメ科のカメ
- 豆知識:亜熱帯の海にすむ亀で、甲羅は鼈甲(ベッコウ)細工の材料になります。
こんな亀です。

べっこう細工といえば
20代前半、友人と九州旅行をしたとき、長崎に寄りました。
タクシーであちこち回り、運転手さんお勧めのべっ甲細工の店にも行きました。
そこで、厚みが増すほど高価になるため
真珠のようにまん丸に加工しものが、高級品であることを知りました。
フンパツして父にまん丸なタイピンをお土産に買いました。
とても喜んでくれたことは、懐かしい思い出ですが
酔っ払いでしたから、どこかの飲み屋でなくしたそうです。
さすがに、しょんぼりしてましたが、その後も変わらず飲み続けていました。
酒のみって、しょうがないですよねえ。
むかしは、私も日常的に飲酒をしていましたが
今は、まったく飲みません。
「よくやめられたね」と、言われることもありますが
もともと、たいして好きだったわけではなかったんだと思います。
となりでお酒を飲んでいる人がいても、まったくうらやましくならないので
ただ習慣的にのんでいたんだろうなと、思います。
もともとは、仕事のストレスをやわらげる寝酒から始まりましたが
飲酒習慣がスタートする、いちばん多い事例だそうです。
むかしは、酒は百薬の長といわれ、少しなら健康に良いとされていましたが
いまの医療常識では、一滴も飲まないにこしたことはない、とされています。
やめられてよかったわ。(笑)
父といえば
父が転勤族だったので、日本のあちこちに住みました。
その土地で見聞きした地名は、子どもでしたから
脳内では、ひらがなでインプットされています。
たとえば、私の生まれは神戸なんですが
当時の住所だったらしい地名を、何度となく聞いて育ちました。
耳で聞いていただけなので、その地名を「こおりえん」だと思い込み
「こおり」→「氷」だと思い込んでいましたが
長じて、何かの拍子で「香里園(こうりえん)」と書くところだと知りました。
きれいな地名ですよね。
どんなところなのか、まったく知らないのが残念です。
そして、今さっき本を読んでいたら
福岡県の北九州市が舞台で「到津」という地名が出てきました。
かつて、北九州市にも住んでいましたので、私は知っていましたが
九州の方じゃないと、読めないかもしれませんね。
「いとうづ」と読みます。
ただ、私も漢字表記を知ったのは、今さっきです。
ずっと「伊東豆」だと思っていました。
✖「こおり」 〇「こうり」と同じで
✖「いとうず」 〇「いとうづ」だったんですね。
実家の家族の記憶が更新されるというのは
この歳になると、なかなかないことです。
だからどうということは、ありませんが
せっかくなので、日記がわりのブログに記録しておきます。
家族といえば
母と姉と近所のフレンチレストランでランチを楽しんできました。
何度も通っているお店で、「毎月行こうね」
と言っているわりに、いつもあいだが空いてしまうんですよね。
(前回の記事はこちらです。→極貧時代を思うと外食できる今がありがたい)
今回は、夏があまりに暑くて「涼しくなってから行こうか」
と、言っているうちに寒くなっていましたとさ。(笑)
こういうとき、ブログは便利ですね。
最初にこのお店に行ったのは、ちょうど1年前だったようです。
(その記事はこちらです。→「ひと口」を分け合わない一族)

自家製パンです。
ほっかほかで、とても美味でしたよ。

玉ねぎのポタージュです。
玉ねぎの深い甘みを堪能しました。
中に、ベーコンとかニョッキとかが隠れていました。

メインディッシュは、鶏もも肉のコンフィで
きれいなオレンジのソースは、マンゴーソースです。
鶏肉を油で煮る料理で、とてもボリュームがありますが
もっと食べたくなるおいしさでしたし
くたっと乗っている春菊が、味わい深くて感動しました。
このメインは、最初にこの店に来たときに食べていて
また食べたいなと思っていたものですが、
いつも、ほかのものに目移りしてしまい選べませんでした。
今回も、魚料理がコチだったので、食べたい!と思いましたが
コチは2人分しかないとのことだったので、姉と母に譲りました。

コチとヤリイカのソテーです。
とてもおいしかったそうですよ。

デザートは、モモのタルトにしました。
ワンホールを独り占めしたくなるおいしさでしたが
これが、たまたま初回と同じチョイスだったことを
過去記事を読んで、たった今知りました。
自分が食べたものもすっかり忘れてしまう忘れん坊です。(笑)
となりのお酒
「となりでお酒をのんでいる人がいてもうらやましくならない」
と、前述しましたが、まさしくお隣のテーブルのご夫婦は
ワインらしきものを楽しんでいました。
われわれ家族は、誰もお酒をのみません。
お店にとっては、もうからない客ですが
隣の人がのんでくれてよかったわ。(笑)
夫婦でフレンチレストランに行き
ワイングラスを傾けつつランチを楽しむ・・・
おしゃれな昼下がりですね~。
お殿様(夫)とは、天変地異でも起きない限り
まず絶対にありえないシチュエーションです。
うらやましいかというと、まったくそんなことはなく
お殿様とは、もっと砕けた店のほうが気楽です。
だって、ガバガバお酒を飲むんですもの。
ワインなんて、2~3本あっというまにあけちゃいそう。
風情も何もない酒のみですから、居酒屋がベストですね。
食事は、気楽に楽しめるのがいちばんです。(笑)
花々
お店の前には、素敵なお庭が広がっています。
(その記事はこちらです。→元スッチーの姉にフランス庭園の様式を教わる)

自然に野に咲いている花々といった雰囲気が、なんともステキです。

ピンク色の小菊、かわいらしいですね。
植物を育てることはズボラでできませんが
ながめるのは、大好きです。