狄(えびす)

  • 意味: 古代中国で、北方の異民族
  • 豆知識:「東夷(とうい)」=昔の日本で、京都の人が東国の武士を呼んだ語で、「あずまえびす」ともいいます。

必要があって、中国四千年の歴史を調べたことがあります。
いくつもの王朝が生まれては滅びていきますが
多くの王朝が「夷狄(いてき)=未開の民や外国人」との攻防に注力していました。
国土が広大すぎると、多方面の守備が大変になるのはロシアも同じですね。

思わず

お殿様(夫)は、散歩に出て柿などの果樹を見かけると
もぎ取りたくなる困った人です。
(その記事はこちらです。→散歩するお殿様(夫)のNG思考

そんなお殿様が、散歩から帰って来て

〇〇寺の地蔵に、バナナが供えてあってさ・・・

と言うので、思わず叫んでしまいました。

とったらダメよ!!

さすがに、持って帰ろうと思ったわけではなく
そのバナナをカラスが狙っていた、という話でした。

そんな、どうでもいい話でヒヤっとさせないでほしいものです!💢

食いしん坊

お殿様が、果樹をもぎとりたくなるのは、
食べたいから、というわけではなく
子どものころは、それが普通だったから
という、習性みたいなものです。

動機はなんであれ、三つ子の魂百までといいますから
今後も動向を注視していく必要があるでしょう。

しかし、それを言うなら、今まさに私が危険な状態です。

というのは、広島に旅行していた姉夫婦からもらった
お土産が問題なんですよね。

これです。

広島といえば、もみじ饅頭。
定番ですが、とてもおいしいお饅頭ですよね!

むかしは、あんこのものしかありませんでしたが
今や、クリームやらチョコやら、いろいろな種類があります。
中に入っていた説明書を読んで知りましたが
ここに入っていない、レーズンやマロンなんかもあるそうです。

何が危険なのか

種類は増えたといっても、もみじ饅頭はただのお饅頭です。
その何が危険なのか?ですが
それを説明するには、私が中学生のときにさかのぼらねばなりません。

ある日、学校から家に戻ったとき、家族は全員留守でした。
ふと見ると、テーブルの上に箱がおいてありました。
それは、前の日に父が出張先で買ってきてくれたお土産で
もみじ饅頭というものでした。

今でこそ、有名なもみじ饅頭ですが
目にしたのは、そのときが初めてだったんですよね。

「どれどれ・・」と、箱からひとつ取って、食べてみたところ
ものすごーーくおいしくて、感動しました!!

あまりにおいしかったものですから
次から次へと手がのびてしまい
気が付いたときには、箱に入っていた8個のお饅頭を
全部、きれいに、すっかり、あとかたもなく食べつくしてしまいました!!

その後

家族の分を残さずに、ひとりで食べてしまったわけですから
さすがに、ちょっとまずいかな・・・と、思いましたが
食べてしまったものは、仕方ありません。
箱にフタをして、そのままテーブルに置いておきました。

その後、帰宅した姉が箱を開けて
「えっ!?どうして、からっぽなの!!??」
と、えらく驚いていました。

そりゃー、驚きますよね。(笑)

「どうして!?」と、不思議がっていましたので
ことの顛末を正直に告白したところ
食べてしまったことを怒られはしませんでしたが
「よく、そんなに食べられたね!」と、驚かれました。

その後、母と父からも同様の反応を示されまして
今でも「もみじ饅頭事件」」として、
我が実家に語り継がれている伝説となりました。

危ない?

というわけで、もみじ饅頭のレジェンドとなった私です。
箱の中のもみじ饅頭を、一気食いしてしまう危険性はアリアリです。

しかし、さすがにもう還暦間近ですからね。
そこは、自制心をしっかりもてるようになりまして
今日のお昼ご飯のあと、ひとつだけ食べて終わりにしました。

どれにしようか、かなり迷いましたが
やはり、最初は純正ともいえるあんこにしました。

お殿様にも、ひとつ分けてあげましたよ。
(なんと優しい妻でしょう!)

しかし、「クリームを食べなよ」と
4種類の中では、好きの度合いがいちばん低いものを勧めました。

勧められたものを、素直にもぐもぐ食べたお殿様は
「おいしいね!」と、喜んでいました。
聞けば、もみじ饅頭を、食べたことがなかったとか。

なんと!そんな日本人がいたんですねっ!!!
明日も、クリーム饅頭を食べてもらおうかと思ってましたが
あんこを味わわせてあげないと、ちょっとかわいそうかもしれませんね。(笑)

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。