【前回までの記事】
そうだ、買おう、マンション。その1
そうだ、買おう、マンション。その2~マンションを探した理由
建蔽率(けんぺいりつ)
- 意味:敷地面積に対する建築面積の割合
- 豆知識:よく一緒に表示される「容積率」は敷地面積に対する延べ床面積の割合です。
家探しをしているので、目についた不動産用語を練習しましたが
ぼんやりとしか意味がわかりません。
不動産用語は、難しいですね。
前回までのまとめと物件情報精査
- 目的:住宅購入
- 手段:とっかかりとしてのマンション内見
- 業者:内見を申し込んだA社と、頼んでいないのに割り込んできたB社
電話をくれたB社の人から、メールが来たところまでが前回の内容でした。
メールには、お勧め物件の資料と思われる添付ファイルもありました。
中身が気になるところですが、A社の担当者さんが
「お食事のあとにでも、ご覧ください」と言って持たせてくれた
やはり、お勧め物件の資料(紙の束)がありました。
そこで、食後のお茶を飲みながら、
まずは、そちらから先に見ていきました。
これは、収納が少なすぎるな・・・
こっちは、駅から坂道だからやだな・・
ここは、リフォームの具合を確認してみないと何ともいえないな・・
物件精査中に
私が真剣に精査しているとき、メニューを開いたお殿様(夫)が
「おっ!2時からハッピーアワーでビールが200円だ!」
と、ビールの追加注文を暗に促してきました。
「はいはい・・」と、機械的にタッチパネルを操作したついでに
そうだ、私だってドリンクバーなんだから、もっと飲まなきゃ損だ!
とばかりに、自分のお茶も取ってきたり
それらの飲み物を飲んだりと、なんだかんだしているうちに
昼休憩の時間は、終わりに近づいてしまいました。
A社の担当者さんが用意してくれた資料から
見て回りたい物件を選ぶだけで精一杯でしたから
B社の人が送ってくれた資料は、開けなかったんですが
メールには、気になる文言がありました。
「こちらの物件は、私の裁量で仲介手数料を半額にできます!」
割引ってどうなの?
ファミレスからA社事務所に戻る途中、添付ファイルを開くと
メゾネットタイプのマンションの図面が出てきたので
「階段はいやだとか、細かいとこまで連絡してないもんね」と思いつつ
立地や築年数などのチェックはすませました。
仲介手数料って、ナシのところもあるし
負けてくれることも、たしかにあるかもだけど
それって、どうなんだろう??
エンピツ1本からして、値段と品質は正比例するものです。
不動産=めっちゃお高い買い物を手伝ってくれるサービスも同様では?
そんなことを考えながら、A社事務所に戻ると
担当者さんがまだ部屋に来ていなかったので
B社の人からのメール内容をお殿様に伝えていたまさにそのとき、
またもやお殿様のスマホに、B社の人から電話がかかってきました!
物件を探している街と希望立地
ここで、居を構えようとしている土地について説明しておきます。
結婚前に私が住んでいた土地で、私は知り尽くしている街ですが
お殿様には、土地勘がありません。
坂が多い街であるのに、駅から平坦な場所、
そして、駅から徒歩10分圏内という
かなり厳しい条件を設定しました。
さらに予算も、決して潤沢とはいえません。
にもかかわらず、担当者さんは
条件に合いそうな物件を、あれこれ見繕ってくれて
「とりあえず、見てみましょう!」と
何軒も何軒も連れて行って見せてくれました。
なんとなく選んだ不動産屋さんでしたが
たまたま、担当してくれた方が「あたりだ!」と思えました。
たくさん物件を見せてくれただけでは、ありません。
担当者さん
洋服や家具を買うときに多いのが
店員さんが、ぴったりついて回って
なんだかんだ話しかけてくるケースです。
それが仕事だから、しょうがないんでしょうけど
相手をするのがめんどくさいし
店員さんの言い方にもよりますが
せかされているような気になることもあります。
不動産屋さんも、同様で
物件を見て回っているときに
セールストークをずーっとされるのは、苦手です。
A社の担当者さんは、かなり口数が少ないタイプで
こちらが聞けば答える、というのが基本姿勢でした。
でも、私やお殿様がどこを見ているかはきちんと目で追っていました。
私がシンク下の状態を確かめて、輪ジミがついているなと思ったときに
ほかのキッチン収納の扉をどんどん開けて、
「シミはそこだけみたいですけど、〇〇の物件では
こういうところまできちんとリフォームされてましたね」と言ったり
お殿様が窓のほうに歩いていくと
「車の音が気になりそうなので、開けてみますね」と先回りして窓を開けてくれたりと
こちらが、確認したいことを的確にアシストしてくれるので
内見がとても快適に進められました。
お昼ご飯を食べながらお殿様と話し合って、
この不動産屋さんにお世話になることを決めました。
そして、話を戻しますと
午後の本格的な物件探しに入ろうというとき
B社の人から、電話がかかってきたのです。
今回はここで切って、次回に続きます。