米櫃(こめびつ)

  • 意味:コメを入れて保管する箱
  • 豆知識:辞書によると、「生活費を稼ぐ人」という意味もあるそうです。

豆知識を書いていて、なるほどお殿様(夫)は私の米櫃なんだー!と
えらく納得してしまいました。

日本人にはやはり、コメをたとえに出されるとわかりやすいですよね。
ちなみに、米櫃はごみの分別では「粗大ごみ」です!

なんと、なんと・・・意味深すぎて怖いw

さらば繁華街

一日一日、引っ越しが近づいています。
それはすなわち、繁華街からの脱出です!!
治安が悪い街に住んでいます
この猥雑な街から引っ越せると思うと
私は、うれしくてうれしくてたまりません。

精力剤専門の薬局とか風俗店とか
ラブホテルとか、熟女パブとかが家のそばにない
普通の住宅街に住めるんです!!

こんなにうれしいことがあるでしょうか!!

でも、お殿様は少し寂しそうです。

男の人にとっては、にぎやかなネオン街って
心躍るものなんでしょうね。

お殿様は、しずかちゃん

お殿様は、お風呂が大好きです。
ドラえもんのしずかちゃんと勝負できるんじゃ?と思うほどです。

毎日、お風呂に入ってゴシゴシ体を洗って
真夏でも湯船にお湯を張って、ゆっくりあったまります。

そんなお殿様ですから、当然サウナも大好きで
週に一度はサウナで体を整えています。
お殿様がお気に入りのサウナ店は、巨大ターミナル駅近くにあり
サウナ店の中にも、もちろんお酒を飲めるところがありますが
一歩外に出てからも、飲み屋がずらっと並んでいます。

お風呂もサウナも同じで、その後のビールは外せないもので
セットになっているんですよね。

そういうところで、「整えて」きた人ですから
サウナに入れない生活なんて、考えられません。

新天地のサウナ事情

ところが、よくしたもので
ごく普通の住宅地に住むわけですが
新居となるマンションから徒歩数分のところに銭湯があり
そこには、小さいながらもサウナがあります。

さらに、バスで10分のところにスーパー銭湯もあります。
そこは、のどかな林道を歩いても30分ぐらいで着きますから
行きは散歩がてら歩いていくのもよいでしょう。
そして、スーパー銭湯ですから
もちろん、スタジアムサウナがあります!

この2か所の存在を教えてあげたら
お殿様は、たいそう喜んで上機嫌になりました。

私としては、もともとの自分の地元に移り住んでもらうわけです。
お殿様にとっては、縁もゆかりもない地に行くこととなり
申し訳なく思う気持ちもありましたから
喜ぶお殿様を見て、よかった、よかったと安心していました。

寝言は寝てから言ってちょうだい

そのように、当初は喜んでいたお殿様ですが
サウナのあとのビールが気になりだしたようです。

スーパー銭湯は、中に飲み食い処がありますので
まったく問題ありません。

先日、新居に行く用事があったので
銭湯の前までお殿様を案内してあげました。

すると「近くに飲み屋、ないね」ですって!!!

ふ・ざ・け・る・な!!

家から数分なんだから、帰ってくればいいでしょ!
冷蔵庫にいつもビールは冷えてます!!!

と、叱りつけたくなりましたよ。
だって、お殿様はこの会話の直前に
「マンション買って貯金が減っちゃったし
 これから先は年金暮らしになるんだから
 生活をコンパクトにしていこうな!」と言ってたんですよ。

コンパクトにするのは、大賛成ですよ。
私は、何も無駄遣いしてませんから
するなら、どんどんやってくれ!と、思っていたのに
外でビールを飲もうとしているとは!!

ほんっとにあきれちゃいます。

でも、きつい言い方をしたら逆効果です。
「おつまみは私が用意するから
 帰ってきてからビール飲めば?」と言ったら
あっさり、「そうだね!」と、言ってました。
ただ単純に、サウナと外飲みがセットになっていただけだったんでしょうね。

年金生活に向けて、生活を小さくしていくこと。
このミッションに真剣に取り組まないと、あとが怖いですね。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。