内帑金（ないどきん）
- 意味：君主のお手元金
- 豆知識：「帑」には、「かねぐら・かねぶくろ・財貨を入れておくところ」という意味があります。
なるほど、私の「帑」はお殿様（夫）だな、と納得しました。
なかなか出てきませんし、勝手に使えませんけどね。（笑）
犬の描かれ方
ある日の昼間、Amazonのkindleunlimitedの対象作品、
佐藤青南さん著「犬を盗む」を読みました。
殺人現場に残された愛犬の痕跡――真実を知るのは、その瞳だけ。
デビュー10周年、著者入魂の慟哭ミステリー！高級住宅地で一人暮らしの老女が殺害された。部屋には、かつて犬を飼っていた痕跡があり、刑事たちは周辺の捜査を開始する。一方、雑誌記者の鶴崎は、あるスクープをモノにするためコンビニでアルバイトを始める。同じコンビニで働く松本の過去を知る鶴崎は、松本が突然犬を飼い始めたことに驚愕するが――。
Amazon商品説明より
深まる謎、犬との絆に感涙＆一気読み必至！
貫井徳郎氏も驚嘆の長編ミステリー。
「細かい違和感を憶えておいて。最後に『なるほど』と思うから」
犯罪に巻き込まれた犬の視点が織り交ぜられていたり
タイプの異なる愛犬家が、大勢登場したりするミステリーで
愛犬家が読むと「そうそう！！」となるような
犬との暮らしにおける「あるある！！」が盛りだくさんでした。
ミステリーとしても、なかなか面白く
犬がいなければ成り立たない物語でしたし
犬への愛情がダダ漏れでもありましたから
著者は、よほど犬が好きなのでしょうね。
小説自体、なかなかおもしろいのですが
加えて、愛犬家を自称している私にとっては、
こりゃ、たまらん！となる良書でした。（笑）
Primeビデオ
その夜、AmazonPrimeの対象作品になっていたトルコ映画を観ました。
「ブレイブ・ロード 名もなき英雄」というタイトルで
朝鮮戦争に国連軍として派兵されたトルコ兵が
戦災孤児を保護し、面倒をみるうちに親子の情が芽生えて・・
という、実話に基づいた物語でした。
予告編です。
トルコの人々の人柄が、朗らかで愛情深く描かれていますが
戦場では、めっちゃ勇敢で強くて、おおおっ！と、思いました。
途中、兵士のみなさんが休暇で東京を訪れますが
そのときの映像には、ビビりました。
１９５１年の東京って、こんなだったのですか？（笑）
東京のどこ？？
この人たちは、何者？？？
大いなる謎は残りましたが、
ハートフルなテーマそのままに、良いお話でした。
佐藤青南さん
というわけで、昼も夜もAmazonのお世話になった一日でした。
ところで、小説の著者の別作品を、かなり前に読んだことがあります。
「ある少女にまつわる殺人の告白」という小説です。
とーっても面白かった！という記憶はありますが
ストーリーも登場人物も舞台設定も
何ひとつとして、思い出すことができません。
第9回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作の、待望の文庫化です。「今日的テーマを扱いつつ難易度の高いテクニックを駆使し、着地の鮮やかさも一級品」茶木則雄(書評家)。10年前に起きた、ある少女をめぐる忌まわしい事件。児童相談所の所長や小学校教師、小児科医、家族らの証言から、やがてショッキングな真実が浮かび上がる。巧妙な仕掛けと、予想外の結末に戦慄する!
Amazon商品説明より
というお話のようです。
これを読んでもなお、何も思い出せません。
私の脳みそ、ツルッツルなんでしょうね。
と、きのうも書きましたね。（笑）