細枝(しもと)

  • 意味:長く伸びた若い小枝
  • 豆知識:「さいし」と読むときは「小枝」という意味になります。

きのうの記事でも書きましたが、チョコレートが大好きです。
子どものころ、「フィンガーチョコ」や「小枝」が大好きでした。

きのことたけのこ

チョコレート菓子のことをもう少し続けます。
きのこたけのこ戦争、つまり
「きのこの山」と「たけのこの里」どっちが好き問題では
圧倒的に、きのこ派です。

「たけのこの里」は、クッキーにチョコがコーティングされていて
「きのこの山」は、クッキーにチョコがくっついていますよね。
チョコだけをしっかり味わいたいのがチョコ好きだと思うので
チョコ好きはみんな「きのこ派」だと思うんですけど、どうでしょう?

明治製菓が2020年に実施した
「きのこの山・たけのこの里 国民調査2020」では
福島県を除く全都道府県で、たけのこの里派が多かったそうです。
世の中の人のチョコ愛は、そんなものか!
と、あきれちゃいますね。(たけのこ派の皆さん、ごめんなさい)

2派に分かれるものといえば

きのこたけのこ戦争は、他愛もない派閥ですが
夫婦間で、一致していないと大きな問題になりそうなことって
いろいろあるよな、と思います。

たとえば、朝食はパンかご飯かとか
ご飯は、固めがいいか、柔らかめがいいかとか。

ぱっと思いついた2つが、食にまつわることって
自分の食いしん坊っぷりを痛感しました。(笑)

幸いなことに、お殿様(夫)とは
朝ごはんは、普通の硬さ~柔らかめのご飯で一致しています。
ほかにも、卵焼きは、うっすら甘いぐらいとか
肉じゃがの肉はブタでも牛でもOKとか
これといって、困ったことがないのは助かります。

相性が悪かったのは

あれもこれも、ほんっとに合わなかったなー
と、思う人は・・・

この流れだと「元夫」ときそうなところですが
そうではなく、実の息子です。(笑)

あいつは、ほんとにめんどくさいヤツだった。
(過去形にしてますが、別居してるだけで生きてます)

ご飯は、かなり固めじゃないとダメでしたし。
朝ごはんはパン!と言ってきかず
2種類用意するの、めんどくさいよと、文句を言ったら
自分で朝ごはんを作るようになったぐらいのパン派です。

さらに、卵焼きは、うっすらでも甘いのはダメで
肉じゃがは、肉の種類にはこだわらなかったけれど
信じられないぐらいのつゆだく。

私の作る普通の肉じゃがに不満がありありだったようで
しょっちゅう自分でつくった、べしょべしょの肉じゃがを食べてました。

家庭平和

息子は、自分で料理をするようになって
自分好みの食事を獲得していきましたが
同じことを私も、経験しています。

母の味付けが、どうにもこうにも濃すぎて
お味噌汁、煮物など、味噌、醤油を使うものが
どれも食べるのが苦痛レベルでした。

父が、北関東出身だったため、濃い味が好きで
そこに母が合わせていたようでした。

自分好みのお味噌汁や煮物を作れるようになってからは
「これなら全部食べられるわ!」と、思ったものでしたが
父からは「味がない!」と酷評されていました。

でも、やはり昭和時代の家庭ですから
味付けもチャンネル権も、父親が握っていたんですよね。

父が亡くなって、次第に母の料理が薄味に変わっていきました。
おそらく母も、最初のうちは「濃いなあ」と思っていたんでしょうね。

今現在

私とお殿様も、昭和の夫婦です。
どうしても譲れないものは、分けて作りますが
合わせられるものは、お殿様好みに寄せて作っています。

私の超薄味のお味噌汁を気にいってくれているので
そこは、とてもありがたいところです。

昭和の夫婦だと、歩み寄りというよりは
妻が譲歩していることが、うーんと多いでしょうね。

いまどきの夫婦は、こういう問題をどう解決してるんだろう?
リサーチしてみたら、おもしろそうですが
そもそも、料理はしないとか
食事は各自が用意するとかっていう家庭も増えていそうなので
資料が集まらないかもしれませんね。

食に関する「どっち派問題」がなければ
せいぜい、トイレットペーパーはシングルかダブルかとか
外国映画を字幕で観るか吹き替えで観るかとか
そういうところで、折り合いをつける程度ですみますから
家庭の平和が守られるでしょうね。

正しい在り方なのかも。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。