繖（さん）
- 意味：絹張りの傘
- 豆知識：訓読みは「きぬがさ、あまがさ」です。
いつの間にか、ビニール傘しか使わなくなっていました。
３０代くらいまでは、裏張りのある布製の傘を使っていましたし
１万円のフェンディの傘が、猛烈にほしかったことも覚えています。
電車の中とかに置き忘れがちな傘には高すぎる！
と、断念した記憶もあります。（笑）
ヨシキ人形
少しさかのぼって20代のころに、やはり１万円は高いわー、
と、断念したものには「ヨシキ人形」があります。
Xのヨシキ様のお人形で、それはそれは美しかったのですが、高価だったため
リカちゃん人形の髪をハサミでちょん切って遊んだ私には分不相応だわ
と、自分で自分に言い聞かせてあきらめました。（笑）
そのヨシキ人形は、今も販売されていました。
あれから幾年月・・・なんと、４万９千８百円になっていました！
限定品でしたから、年月とともに値上がりすることは、考えなくてもわかりましたが
投機目的に買った人は、あんまりいなかったんじゃないかなー。
私も、もし買っていたら絶対に手放さず、今もだいじに持っていたでしょうし、
死んでも、お棺に一緒に入れてもらいたいと遺言を残しそうだわ。（笑）
ヨシキ様には何の関係もない本題
最近、YouTubeで気に入っているチャンネルがあります。
オールマイティ・ラボというチャンネルで、
動物の生態をおもしろおかしく紹介してくれています。
ダチョウの動画がもう一本ありますし、
ほかの動物を紹介する動画にも、ダチョウがちょこちょこ出てきます。
制作者さんが、ダチョウラブなんでしょうか？（笑）
動画を見ていただければ、わかるのですが
ダチョウの身体能力は、非常に高いものの
それに反し、とにかく頭が悪いそうです。
脳のサイズが極小、くるみサイズで
しかも、しわがまったくないそうで
記憶能力がゼロだとか、いろいろ、興味深い内容です。
姉に話した
記憶力のなさの実例とか、いろいろおもしろすぎるぞ
と、思ったので、姉にこの動画の話をしたところ
「え？でもエルフはそうじゃなかったよね？」
と、返されて、そこでも爆笑してしまいました。
エルフ＝児童書に出てくるダチョウの名前です。
私が小学校１年生のときの指定図書だったせいか
母が買ってくれて読んだのですが
もうね、うわあああああああああああ！！！
と、叫びたくなるぐらい悲惨なお話です。
あらすじは、以下のとおりです。
サバンナで暮らすダチョウ、エルフは、
背中に動物の子どもたちを乗せて走ってくれる人気者でした。
ところがある日、ヒョウが襲ってきたため、エルフは勇敢に戦います。
なんとか、皆を守ったエルフでしたが、片足を失ってしまいます。
それからは、エルフは走ることができなくなりました。
片足でじっと立っていることしかできなくなったエルフ。
これ以上は、あらすじを書くのもつらいので省略しますが
サバンナの片隅でじっと立ち尽くしていたエルフが
やがて一本の木になってしまうところで物語が終わります。
子ども心に、おいおいおいおいおーーーーい！！！
これはないだろうよ～～！！！
と、やりきれなさでいっぱいの読後感を抱いたことを覚えています。
動物の物語
年月が経ち、姉が幼かった姪にこの本を読み聞かせたとき
最後まで読む前に、姪が
「こんなのやだーーーっ！！」
と、泣きながら本を投げ捨てたそうです。
動けなくなってしまったエルフのもとに
最初こそ、お見舞いにきてくれていた動物たちでしたが
次第に誰も訪れなくなりました。
今日も明日も、ただ片足で立ち続けるしかない、ひとりぼっちのエルフ。
その目から、ぽとり、ぽとりと涙が落ち、地面に水たまりができました。
このあたりで、姪の涙腺が崩壊してしまったようなので
彼女は、おそらく結末を知らないまま、今に至っているのでしょう。（笑）
「かたあしだちょうのエルフ」は、今も販売されていますので
きっと、名作なのでしょうし
たしかに、読み応えのある児童書です。
でも、私はもう二度と読み返したくありません。
半世紀たったいまも、こんなにはっきり覚えているぐらい
あまりに衝撃的な物語でした。
（あらすじは、記憶まかせで書きましたので、違うところもあるかもしれません）
話を戻す
ところで、ダチョウの頭が悪い話です。
「エルフはちがうよね？」と、思わず言ったぐらい、
姉の脳内にもエルフの物語の印象が、深く刻まれていたのでしょう。（笑）
そんなエルフと重ねるには、あまりにダチョウはバカすぎます。
別の生き物だと思ったほうが、気持ちが楽になるぐらいです。
ぜひ動画をご覧いただき、ダチョウのバカっぷりを笑ってください。
今、イライラしていることがある人や
どんよりした気分の人には、特におすすめです。
おかしな動画を見てワハハ！と、笑うと、
前向きな気持ちになれますよね。
ほかにもコアラやペリカンなど
いろいろな動物のおもしろい生態がわかる、
たいへんお勧めなチャンネルです。（笑）