刺繍(ししゅう)

  • 意味:布や皮に糸で装飾を施すこと
  • 豆知識:「繍」一文字で「ぬいとり」と読みます。

今回の漢字は朝ドラから

るいちゃんが、お客さんの名前を一枚一枚、刺繍していたシーンで
昭和のクリーニング屋さんの店員は、私には務まらないなと思いました。

忘れん坊で方向音痴ッチに加えて、超不器用でもあるので
お裁縫関連は、一切、まったく、何もできないからです。
残念な自分にガッカリです。

それはそれとして、「刺繍」って、「刺しゅう」と表記されることが多い
いわゆる「交ぜ書き」の熟語ですから
「繍」は、書けないのが当たり前ですが
「交ぜ書き」を見ると、背中がぞわぞわするんですよね。
「被ばく」とか「漏えい」とか。
読む分には慣れると思うので、難しい漢字も使ってもらいたいものです。

町中で働く人々を見て思うこと

私は専業主婦なので、無職です。
だからなのかは、わかりませんが街中で働いている人を見かけたとき、
この仕事、私にできるだろうか?と考えることがよくあります。

「これはできそうにない!」と思う仕事は、
クリーニング屋さんだけでなく、たくさんありますが
コンビニの店員は、まず間違いなく絶対にできないことを確信しています。

レジや品出しだけじゃなく、宅急便の手配やら公共料金の振り込み
さらには、期間限定のくじびきをひかせたり、食べ物をあっためたり
コロッケを揚げたり、コーヒーの淹れ方を客に教えたり
おでんの具を足したり、万引きするヤツがいないか確認したり
セルフレジだっつーのに、お金をぐいぐい渡そうとする客をたしなめたり。
やることが多すぎじゃね?と思うので、
いつも店員さんを尊敬のまなざしで見つめています。

コンビニの話

コンビニのコピー機って、マルチ複合機となってすっごく進化しましたね。
今や、自宅にプリンターを設置していません。
たま~にある、プリントアウトしなくちゃいけないときには
USBメモリを握りしめてコンビニに走ります。

もしかしたら、このUSBメモリも、時代遅れなのかもしれませんが
コンビニで使えているので、よしとしてください。

で、先日USBメモリを握りしめてコンビニに行ったんですよ。
私の行くコンビニの複合機は2階にあって
2階は、イートインスペースがコロナで封鎖されてるため
複合機を使う人だけが上がっていくところになっています。
当然、店員さんが常駐しているわけはなく
客は、複合機に独力で立ち向かう必要があるわけです。

若い人にはなんでもないことかもしれませんけどね
年寄りには、あの複合機の操作方法は複雑で難しいですよ
ですから、どうしてもわからなければ
1階まで下りて行って、店員さんを呼んでこなくちゃいけませんが
私が見る限り、自力解決しようと頑張る人がほとんどです。

それもあって、操作方法に難渋している人が
自分の前に複合機にはりついていると
かなりの時間、待つことになります。

ひとごとじゃない

私とて、いつ同じように機械の前で固まってしまうかわかりませんから
もたつく人がいるときも、気長に待つことにしています。
自力では無理なんじゃあないかな~と、思っても
店員さんを呼ばずに、なんとか解決したい気持ちもわかりますし
助けてあげるほどの知識もありませんのでね。

先日、私の前に複合機を使っていた人は、60代ぐらいの男性で
文書のコピーを取っていたんです。


その男性は、コピーされた文書は、赤枠の四角部に出てくると思ってたようなんですが
最近の複合機はちがうんですよね。

赤枠の〇部に出てくることを知らない世代なんですよ。

だから、その男性はピッとボタンを押して
グイ~ンという音がするのに赤い四角部に紙が出てこないので
首をかしげて、再度ピッとボタンを押してるんですよ。

まったく同じことを

私もやったことがあって
そのときは、複合機が1階にあったもんですから
そばにいた店員さんに、「出てこないんですけどっ!!」と訴えたところ
「えーと、これじゃなくてですか?」と〇部にあった数枚の紙を取って出されて
あわわわわわと、恥じ入ったことがありました。

これは教えてあげたほうが親切かなと思い
「ここに出てますよ・・・」と、男性に声をかけたら
「えっ!?」と、たいそう驚いた様子でした。
自分が知ってる機械操作の呪縛なんですよね。

その男性は、お礼を言ってくれて去っていきました。
余計なお世話だ!と、切れられるかもしれない世知辛い昨今ですから
ホッと、胸をなでおろしてプリントアウト作業にいそしんだのでした。

ただそれだけなんですけど
これから、ますますあの機械は進化するでしょうから
今でさえ、もたもたしている私が
お客様から使い方を聞かれて答えられるはずがありません。
チケットの発券とかもできるみたいですし
ほかにも、いろんなことができるマルチ複合機様ですから。

そういうわけで、やはり絶対にコンビニでは働けないと思ったという話でした。
コンビニ以外でも働く気は、まったくありませんし
どこも雇ってくれないでしょうけど。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。