熨斗目色(のしめいろ)

  • 意味:やや灰みの濃い鈍い青色
  • 豆知識:小袖のひとつである熨斗目に使われた色だそうです。

「小袖のひとつである熨斗目」と言われても
小袖の種類なんて、まったく知りません。
さらに調べて「能装束や狂言装束のひとつでもある」
ということが判明しましたが、
そうなんだ・・・以外の感想がありません。

着物文化って、すっかり庶民の生活から乖離してしまいましたね。
昭和39年生まれの私が、晴れ着以外で着物を着たことがありませんしね。

熨斗目色は、こんな色です。

昭和の言語

お殿様(夫)が、ハローワークに行きました。
再雇用は継続していますが、雇用条件が下がったため
失業給付金が出るということで
もらえるものは、もらわねば!と、出かけて行きました。

それだけのことなのですが
夫婦で話していると、どうしても
ハローワークのことを「職安」と言ってしまいます。
今は「ハロワ」だと、わかっていても
口から出てくるのは、常に「職安」
もう、これはどうしようもありませんよね。
そういう世代です。

なくなったもの

昭和時代と、すっかり変わったなあと思うのが
喫茶店が減って、カフェが増えたことです。
今の若者は、「君とよくこの店に来たものだ」といえば
おそらく、スタバとか・・(ほかを知らない)なんでしょう。

今も、たまに昔ながらの喫茶店を見かけますが
店外でメニューを確認できる場合
コーヒー1杯600円!?と、ぎょっとします。

私も、すっかりチェーン店のカフェ価格に慣れてしまって
さらにいえば、コーヒーを外で飲むのって
マックとかファストフードも増えました。
だって、安いんですもの。

おしゃべりの内容

その昔、喫茶店で、何をしていたかといえば
ひたすら、ずー---っとおしゃべりでした。
何の話をしていたんでしょうねえ?
独身時代は、そのほとんどが恋愛の話だったように思います。

それも、今の若者とはちがうようです。
姪の様子を見ていると、コイバナというのもしているようですが
趣味の話とか、ほかいろいろ、話題は多岐に富んでいるようです。

情報量も行動範囲も、昔とまったく違いますので
若者が楽しめることが、爆発的に増えたんですよね。

私が若かったころって、なるほど
恋愛が娯楽だったんだなと、よくわかります。

タイムスリップ

今、いきなり昭和時代にタイムスリップしてしまったら
♪ゲームもねえ、スマホもねえ、インターネットはなにものだ?
と、♪おら、令和さ行くだ~と、歌っちゃいそうです。

タイムスリップで過去に行くことを思うと
どこの時代であっても、かなり困りそうですよね。

ネットがないのは、いずれ慣れるにしても
ウォシュレットのない時代には、もう絶対に戻れないし
洋服がない、着物の時代までさかのぼってしまったら
自分で着替えもできないし。

学校にも二度と行きたくありませんし
仕事も二度としたくありません。
そして、子育てという苦行も、息子ひとりで十分ですから
過去に戻りたいと思ったことは、以前からありませんでしたが
そんなことを考えると、ますます「絶対いやだ!」と、思っちゃいます。


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。