お殿様(夫)は、食道に穴があいてしまい、
誤嚥性肺炎を予防するために口からの飲食ができない状態です。

でも、私は飲んだり食べたりできますし
当たり前ですが、食べないわけにはいきませんから
同じ家にいて、目の前に食べられない人がいても食事をします。

そのときの罪悪感は、とても大きく
食べているあいだじゅう、ずっと申し訳なく感じています。

穴があく前にも、胃ろうからしか栄養摂取ができない時期がありましたが
かわいそうだと思っても、申し訳なくなることはありませんでした。
期間限定で、いずれ経口摂取が再開できるという状態だったので
今は仕方ないと思えていましたし、実際にじきに食事がとれるようになりました。

喜んでいたのもつかの間、今度はおそらくずっと口から食べられなくなり
以前はOKだった水分すらとることができなくなってしまいました。

胃ろう造設部からの感染予防のため、入浴もずっとできないままです。
真冬にシャワーだけしか使えないのは、寒くてたいへんですし
もともと入浴が大好きな人なので、かわいそうにと思います。

もちろん、私は入浴もOKですし、毎日しています。
こちらも、以前は「気の毒に」と思うだけでしたが
最近は、お風呂に入るたびに申し訳なくなっています。
胃ろうだって、いずれは抜去できると思っていましたが
たぶん、もうずっと無理でしょう。

今、お殿様が入院中です。
食事をとるとき、少し気持ちが楽になっています。
お殿様が好きな麺類は食べないようにしていたので
きのうは、パスタを作って食べました。

つかの間の休憩ともいえますが
手術による身体ダメージが心配でもあります。

本日が手術日です。
ステントを挿入している時間そのものは15分程度だそうです。
高い技術を要する手術のようですが、時間はかかりません。
体力の消耗が激しくなさそうなのは、よかったです。

入院して検査してみたら、肺炎が悪化していて
今、抗生剤を投与してもらっています。
術後の管理で、そちらもよくなっていくことを期待しています。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。