編纂(へんさん)
- 意味:いろいろの原稿や材料を集めて整理し、書物の内容をつくりあげること
- 豆知識:「纂」には「あつ(める)」という訓読みがあります。
日本で最初に編纂された書物が「古事記」で
その次が「日本書紀」とされています。
そのあたりのあれこれをマンガで読みました。
天上の虹
里中満智子さんの「天上の虹」は、持統天皇の物語で
大化の改新あたりから始まり、持統天皇の崩御で終わります。
古事記、日本書紀の編纂は、天武天皇統治時代に始まり
持統天皇統治時代に引き継がれていく様子がていねいに描かれていました。
政治関係の話や、和歌などもふんだんにもりこまれていますが
そこは、少女漫画界の巨匠の作品ですから、
血族の小さな輪の中での恋愛のなんだかんだがメインです。(笑)
たいへんおもしろくて、このあたりを大河ドラマでやってもらいたいものだと思いますが
政争が激しい時代でもありますので
皇族が血で血を洗うような戦いをするドラマは無理のようですね。
気持ちはわかる
図書館で借りた本に、書き込みがありました。
誤字を見つけた人が、思わずマーキングしたようですね。
〇出生地 ×出世地
さらに読み進めていたら、また書き込みがありました。
登場人物の名前の漢字がまちがっています。
こちらは、思わず正しい字も書き添えてしまったようですね。
私も、徳川家の将軍の名前がちがっているのを発見したときは
「家斉だよ!」と書き換えたくなりましたけどね。
また、誤字ではなく、なぜか一文字消えてたのを発見したときも
無性に書き足したくなりました。(笑)
ですから、お気持ちは、よ~くわかりますが
図書館の本ですから、簡単に書き込まないほうがいいですね。
背番号
ところで、もう終わっているのですが、WBCの話です。
観戦していたときに、大谷さんの背番号が「16」だと気づき
「まあ!やっぱり16って、栄光の番号なのねー!」
と、お殿様(夫)と感心していました。
16といえば、星飛雄馬がつけていた背番号で
そもそもは、巨人の川上さんから譲られたものです。
(フィクションですけどね)
今の世代も川上さんに敬意を表するものなんだわねえと、
ふたりで、勝手にしみじみしていたんですが
なんと、川上さんではなく
野茂さんをリスペクトして選んだんだそうです。
そうなんだー!と、自分たちの古さにあきれましたが
野茂さんは、大谷さんにも尊敬されているんだな。
やっぱ、すごいわ!と、うれしくもありました。
吉田さんは34番をつけていましたが
あれは、金田さん由来じゃないのかなあ?
中日の小松さんもつけていましたが
やはり、もともとは金田さんだと思うのですが。
感覚が昭和ですから、今の時代には通用しそうもありませんね。(笑)