峅(くら)

  • 意味:谷間
  • 豆知識:人名、地名に用いられる国字です。

富山県に「芦峅寺」「岩峅寺」という地名がありますので
富山地方に多い地名なのでしょうね。

再婚

お殿様(夫)と再婚したとき、息子はまだ学生で
ひとり暮らしをさせていましたので、仕送りをしていました。

そのため、再婚したときは共稼ぎでした。
でも、生活費、家庭の貯金はすべてお殿様が受け持ってくれて
毎月、家計費というものを渡してもらえることになりました。

渡された額は、ものすごく多かったわけではありませんが
夫婦ふたりが食べていくには、十分でしたし(実際へそくってる)
その額を自分で稼ごうと思ったら、どんだけたいへんか!
と、思うほどに感謝、感激、アメアラレ状態でした。

その結果、息子に仕送りをしても
私の稼ぎから自分名義の貯金ができるようになりました。

このときの喜びは、もう言葉にできないほど大きく
あえてするならば・・・

私のお金を取っていく人がいないと、
こんなに貯まるんだ!!

こんなところですかね。(笑)

お金

守銭奴みたいなことを言ってますかね?

でも、お金ってだいじですよね。
人生、いろんな苦労がありますが
お金の苦労は、出口がありません。

なぜかというと、たいていの苦労は
お金があれば、解決できますが
お金の苦労は、そのお金がないから困っているのであって
どうにかして稼ぐぐらいしか、解決策がありません。

でも、そんなに簡単に稼げませんから
多くの人がお金の問題に悩んでいるわけです。

お金の苦労を、これでもか!というほどした身として
つくづく思い知ったのは

お金は、使うと減る

という、ごく当たり前のことでした。

自分が使わないのに、稼いだお金がどんどん減っていくという
実にいまいましい経験をしましたので
ほんっとに身に染みていて、座右の銘にしています。

話を再婚に戻す

お金がだいじである、ということは
おそらく万人が共通して感じていることですから
私とお殿様の再婚は、お殿様側の親族から不安視されました。

というのは、私に学生の息子がいたからです。

その子の学費を出させるつもりか!?

という圧を、ビンビン感じていましたよ。

んなこと、するわけねーだろ!!

と、言いたくもなりましたが
そう疑いたくなるのも、仕方ないよなと、割り切りました。

しかし、侮辱された感は、どうしてもありますね。

息子から見たら、お殿様は赤の他人です。
他人からお金を出してもらったりしたら、
息子が情けない思いをするに決まってるじゃないか。
と、当たり前のことを思っていたんですけど
息子の気持ちなんて、お殿様の親族からしたら
わかるわけもありませんし、慮ることもしませんよね。

だから、誤解されて悔しかったけど
その件で、殴られたり蹴られたりしたわけじゃなし。
ま、いいやと思うことにしています。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。