大蛇嵓(だいじゃぐら)

  • 意味:奈良県と三重県の県境にある大台ヶ原山の絶景スポット
  • 豆知識:「嵓」は「岩」の古語です。

難しい地名シリーズです。
登山には縁がありませんので、大蛇嵓から絶景を眺めることはないでしょうw

難しい世の中

若夫婦に「おっ!」と思った話」で少し書いたんですが
何気なく発したことが、時代に合わなくなっていると
「え?」という反応をされることがあります。

もうかなり前から、私は配偶者のことを「夫」と言っています。
「主人」と言うと、「え?」という顔をする人が多い職場にいたせいです。
自立志向の高い女性が多かったともいえるでしょう。

配偶者を「主人」と呼んだところで、主従関係にあるわけじゃありませんから
何の問題もないと思うんですけどねえ。
言葉狩りにも近い、何かいやなものを感じていましたが
めんどくさいので「夫」と言うようになって、それがすっかりくせになりました。

すっと「主人」という言葉が出せる奥さんと遭遇して
この人は、めんどくさい女に囲まれたことがないんだろうなあと
なんだかうらやましくなったこともあります。

そんな私が「お母さん」

今回、引っ越しをしたとき、2回「お母さん」と呼ばれました。
「奥さん」じゃなくて「お母さん」w

ひとりは、量販店でテレビを買うときに相談に乗ってくれた店員さんで
もうひとりは、引っ越し屋さんです。

「こっちがお父さんのテレビで、お母さんのはこれね」とか
「お母さんの洋服、この部屋に運んでいいですか?」とか言われて
めっちゃ新鮮でしたね~。

いまどき、こういう感覚がまだ残っていたんだなあと感心すらしちゃいました。

でも、この人たちが私のかつての職場の人々にこれをやったら
かなり、ムッとされちゃうんだろうなあと思ったり
いやいや、こういう接客が仕事の人って
瞬時にお客のことを観察して、それなりの対応をするんだろうなと思ったりしました。

めんどくさい女

配偶者を「主人」と呼ぶのはいかがなものか?という風潮は
今から30年以上も前に、すでにあったようです。

私はまだ独身だったのですが、当時の知り合いが
会話の中で何度も「うちのしゅじ・・・連れ合いが」と
「主人」と言いかけて「連れ合い」と言い直していた人のことをよく覚えています。

私は、自分で言うのもなんですが
かなり意地悪なほうなので、「めんどくさい人だなあ」と思っていました。
まだ「連れ合い」と呼ぶことに慣れていないなら
言い間違えたまま、会話を続けりゃいいのに、と思っちゃったんですね。
わざわざ言い直すようなことじゃないと思ってたせいでもありますが
そんなこと気にしてるのは本人だけなんだから、と思ったせいでもあります。

今はもう、「主人」は絶滅危機言葉かもしれませんね。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。