大河ドラマ

「鎌倉殿の13人」の話をしていたとき
どういうわけか、「壇ノ浦の戦い」が出てこなくて
「ほら、あれよ、あれ!川中島じゃなくて…」と
ちがうことは、わかっていたとはいえ、
ぜんぜんちがう戦場の名を言ってしまいました。
川中島のはずがありません。
壇ノ浦です、壇ノ浦!!

思い出してみれば、壇ノ浦は、書けましたので
源平合戦にまつわる言葉を調べて練習しました。

「鵯越えの逆落とし」まで書きたかったんですが
小型のホワイトボードを使ってますので
長い文を書こうとすると、手が汚れちゃうので、あきらめました。

「鵯越え」は義経が、
「鹿が通れるなら、馬だって通れる!」と
逆さになりそうな崖を馬で駆け下りた
源平合戦の名場面ですね。

菅田将暉さん演じる「鎌倉殿」の義経がサイコパスだ!と
視聴者をざわつかせているそうです。

義経

たしかに、勇敢な好青年という描き方ではなく
ウサギを取り合った相手をだまし討ちにする卑怯なシーンなどで
曲者感が強く出ています。

でも、私はもともと義経って、そういう人だと思っていたので
三谷幸喜さんが描く今後の義経が、とっても楽しみです。

そもそも、名場面である鵯越えにしたって
平家にしてみたら、急襲かけられたわけですから
とんでもないことですよ。

あの時代は「やあやあ、われこそはなんだかんだ・・・」と
互いに名乗り合って、鏑矢を飛ばし合って
それから、合戦が始まっていたんです。

それを、何の前触れもなく
しかも、陣を敷いていたところの後ろから襲われたんですから
たまったもんじゃありませんよね。

それだけじゃなく、壇ノ浦では
舟の漕ぎ手は攻撃しないという不文律があった時代に
義経は、まず漕ぎ手を矢で倒してしまうんですよね。

軍事の天才ともいわれていますが
単に、反則を気にしない人だっただけのように思えるんですよ。

プロレスで言ったら、凶器を持ち出すタイプですよね。

ただ、義経にしてみたら、
反則という概念はなかったんだろうだとも思います。
そもそも常識を知らない人だっただけで。

いわゆる、「育ち」が頼朝とぜんぜんちがうんですよね。
だから、やることなすこと非常識にすぎる!となって
頼朝の怒りを買ってしまい
意気揚々と凱旋したはずなのに、鎌倉に入れてももらえず
追い詰められて奥州で殺されちゃう。
かわいそうな人ではあります。

登場人物のイメージ


三谷さんが脚本を書いた「真田丸」も
「生涯武田の一家臣」を強く打ち出した真田昌幸や
軍神謙信のようになりたいのに
どうにもこうにも小心者でなれない上杉景勝とか
私の中のイメージと重なる描き方が多くて
毎週楽しく見ていました。

「鎌倉殿」もイメージの一致が随所に見られて
今後の展開が楽しみです。

自分のイメージと一致する映像化作品にめぐりあうと
なんだか、得した気分になります。

映画「新解釈・三国志」の劉備玄徳の描き方が
まさに、私がずーっと思っていたとおりの人物像で
映画のストーリーそのものよりも
タイトルどおり「新解釈」につられて
動画を最後まで見てしまいました。

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劉備って、私にとってはずーっとただの「優柔不断なヤツ」だったので
この新解釈に、膝を打つ思いでした!

諸葛孔明は、ちがうなーと、思いましたけどね。

動画を見たあとに、そういえば書けないかもと思って書いてみたら
やっぱり書けなかったので、練習しました。


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。