鞐(こはぜ)

  • 意味:足袋、手甲、脚絆などの合わせ目につけたの爪型の留め具
  • 豆知識:国字=漢字の要素や作り方を真似して日本で作られた和製漢字だそうです。

一文字の漢字練習を続けています。

私が若かったころは、披露宴に振袖で出席する未婚女子が多くいました。
私も、洋服だと同じものばかり着るのもなんだな、となりますが
着物なら、同じでも問題ないなと、
親戚、友人の披露宴には振袖を着て出席していました。

そのとき、着付けの前に足袋をはくことを覚えましたが
わりとすぐに「たびっくす」という靴下タイプの足袋が発売され
こはぜを止める手間いらずだったため、たびっくすを愛用していました。
たびっくすなら、後からでもはけたので、便利でした。

抗原検査キットを使ったあと

抗原検査キットを使い、陽性反応が出たわけですが
(詳しくはこちらをどうぞ。「まさか私が!?コロナに感染しちゃった!!」)
その後、薬局が親切でつけてくれた自治体からの案内を読むと
「陽性反応が出たら、すぐに医療機関を受診してください」とあり、
ごていねいに、近隣の発熱外来に対応している病院一覧もありました。

高熱が出た翌日ですから、横になっていたいところでしたが
「すぐに受診しろ」と自治体が言ってるわけですから、しぶしぶ従い
一覧表に載っている病院に、近いところから電話してみました。

するとですね、なんと!!
かける端から受信ならぬ受診拒否されてしまったんですよ。

「もしもし、抗原検査キットで陽性反応が出たんですが、受診できますか」
「できません!外出禁止ですよっ!」

こんな感じです。

えええええ???
すぐに受診しろって言われてるけど、どこも診てくれない場合はどうすればいいの???

できることから、やってみる

仕方ないので、受診については後で考えることにして
「このアンケートに回答しなさい」というサイトに行き
住所だとか電話番号などなどの個人情報を登録したんですが

そこのサイトがなぜあるのかをよく読んでみると
自宅療養者を自治体が把握するためのサイトのようでした。
そこに登録すると、どうなるんだろう?と、さらに調べてみると
健康観察の問診をLINE、もしくは電話で毎日してくれたり
酸素濃度を測定するパルスオキシメーターが借りられたりもするんですが
私が着目したのは、自治体が発行する「自宅療養証明書」がもらえる、というところでした。

これは、自宅療養期間が終了したあと、申請し発行してもらいます。
そして、それを証明書として、民間の保険会社に提出すると
入院給付金がもらえるというものなんですね!!

なんと、これは、これは・・・
あわてて、自分が加入している保険会社のHPに行って調べてみたら
ちゃんと、そのシステムを適用すると書いてありました!!!
医療保険に加入している身としては、この証明書はぜひともゲットしたいところです。

先に進みたいのに進めない

そこで、さらに登録システムを進捗させようとしたんですが
そこから先は、どうあっても医療機関の受診が必要で
医療機関から自治体に「発生届」というのを出してもらわないとダメのようです。

発生??ああコロナ患者が発生しましたよって、あれね。
ニュースで「本日は〇〇人」と報じられているあれに、私の分が加わるわけですね。

ところが!!歩いて行けそうな病院には、軒並み受診拒否されている状態です。
陽性なんだから、タクシーなんて使ったらだめでしょう?
チャリは・・・高熱が出たあとだから、とてもこげないよっ!
どうすりゃいいのさ!!と、自治体のコロナ関連のコールセンターに電話してみました。

そこで事情を説明したんですけど、何がなんでもどうあっても
医療機関での受診が必要の一点張りなんですよ。

ええええええー??
そんなご無体な・・・
検査キットを使ったばっかりに、コロナ患者として認定されないわけですよね。

「陽性患者は外に出るなとしか言われないんですよ。
発熱外来の病院では、検査そのものは、やってるみたいだから
お医者さんをだますようですけど
陽性だったことがわかってるのは隠して
検査からやり直してもらうしか、もう方法ないと思うんですよね。」

と、言ってみたら、コールセンターのお姉さんがさすがに困ってしまい
・・・・しばしの無言のあと
「病院にもよるんですが、発生届だけなら出してくれるところもあるかもしれません。」
と言うではありませんか。

「え?そうなんですか?」
「はい、あくまで、その病院、医師の判断になるんですが・・・」

早く言ってよ~~

電話をかけ直す

そして、先ほどの一覧表をもういちど引っ張り出してきて
もう一度、近い順にかけ直してみました。

今度は、言い方を変えました。

「検査キットで陽性反応が出た者ですが、発生届を出していただくことは可能でしょうか」
「えーと、そうですね・・・夕方5時過ぎならいいですよ」

なんと、時間指定はあれど、一発OKが出たではありませんかっ!!!
受診はダメでも、結果がわかる検査キット
これですね。

これを持っていけば、発生届は出してくれるのです!!
やりました!!

やっと私も一人前のコロナ患者として、認定されることになりました。
このとき、4時近かったので、あと1時間ほど時間があります。
さすがにへとへとですから、しばらく横になってから出発しました。

OKを出してくれた病院は、家から徒歩4分と激近です。
ありがたや、ありがたやと、向かうと
待合室には誰もいませんでした。

私=コロナ陽性者が来るので、5時から30分間、誰も来ないように調整してくれたようです。
発生届を出す手続きをしてもらっているあいだに初診の問診票を記入し
15分ほどで手続きが終わり、解熱剤と胃薬をもらいました。

コロナ患者は、国費で薬代をまかなってくれるそうです。
なんと!!!そうなの???
初診料だけは必要ということで、800円ちょっとを支払って帰ってきました。

疲れました

さすがに、疲労困憊、へっとへとです。
熱は下がっているとはいえ、高熱が出た翌日ですからねえ。
すぐに横になりたかったんですが
今度は、病院でもらったパンフレットに従って
自宅療養者としての手続きを完了させねばなりません。

さして、難しい作業ではありませんでしたが
終わったときは、もう精も根も尽き果てました。

そのあとは、爆睡です。
そして、目覚めたら一緒にねていたチョッパーに試練が!!

逆さ落としの刑??
ごめんね、チョッパー。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。