娉(めと)る 

  • 意味:嫁にもらう
  • 豆知識:「召す・呼ぶ」という意味も持つ漢字です。

一般によく使われる「娶(めと)る」を辞書で引くと、「妻を迎える」とありました。
こちらの意味であれば、現代女性に怒られないでしょう。
「嫁にもらう」って、いつの間にか、とっても時代錯誤な言葉になってますね。

お手伝い

換気扇の中のシロッコファンの掃除をしました。

<シロッコファン>


姉に勧められて、シロッコファン専用のフィルターをつけて以来
あまり汚れなくなって、掃除が楽になっています。
非常にすぐれもので、効果が絶大なので
絶対に買い置きを忘れてはいけないものの1つになっています。

シロッコファンを取り外して、洗って、拭いて
取り付けようとしましたが、微妙に背がぎりぎりで
シロッコファンをおさえながら、ねじを回すというのが
かなりきつくて、無理がある作業になります。

脚立を持ってくれば良いのですが、めんどくさいので
せっかくそこにいるんだから、と
「悪いけど、ちょっと手伝ってくれる?」と、お殿様(夫)に声をかけました。

好奇心

たいてい、換気扇の掃除は、お殿様が外出中にすませています。
お殿様は換気扇の下でタバコを吸うので、
掃除中は「え?吸っちゃダメなの?」と、なるので
いないうちにすませたほうが平和なんですよね。

でも、今回はどういうわけか朝5時に目が覚めて、早起きしたし
普通ゴミの日だったので、掃除に使ったものを
捨てるにも都合がいいし、と
朝食が終わったあと、突然掃除に突入しました。

いきなりガチャガチャと換気扇を分解して、
中から珍しい何かを取り出して洗っている私の姿は、
ソファに座っていたお殿様の目には、自然に入りますから
近くで見てみたい気持ちは、あったようです。

手伝いを要請してみたところ
「よっしゃ!」と、なぜか張り切ってやってきて
私がおさえ役になり、お殿様にはねじを回してもらいました。

「さすが!上手だわ!」
と、誰にだってできそうな作業ですが、とりあえずほめておいたので
任務遂行後は、さらに機嫌よくソファに戻っていきました。

猫の手も借りたいって、こういうのを言うんだなあと思いますが
やはり、こういうとき、夫がいてよかった!
と、思うものですね。

こんなことで?と思われそうですが
脚立がなくても大丈夫!
やはり、夫はありがたい。
夫じゃなくても、いいのかもしれません。
誰かといっしょに暮らしているって、便利だし安心だなと、感じました。

ひとりじゃないって、素敵なことね~♪
と、天地真理さんの歌声が脳内によぎりましたよ。(笑)

ひとり暮らし

夫婦といえども、同時に昇天できることのほうが珍しく
たいていの場合、どちらかが先立ち
どちらかが残されることになります。

いきなり一人暮らしになって、不便を感じるのは
圧倒的に夫が多いでしょうね。
でも、妻側は、精神的な寂しさはさておき
物理的には、楽になって、のびのび暮らす人も多いようです。

それでも、家の中に常時人がいない
ということの不便さを、思わぬところで思い知るようです。

伯母の話ですが、伯父亡きあと、ひとりで暮らしているのですが
ある日、背中が痛み、シップを貼りたくなったのに
どうしても、手が届かないという事態に困ったそうです。

しかし、そこは年の功?なのかどうか知りませんが
そうだ!とひらめき、床にシートを外したシップを置いて
その横に寝てから、ごろりと転がっていき
うまいこと、背中に貼り付けることに成功したそうです。

知恵を絞ればなんとかなるとはいえ
シップを貼ってくれたり
届かないところに手を添えてくれる人がいたほうが
便利にちがいありません。

いろいろありますけど
これからどんどん老いていく私とお殿様です。
仲良く助け合って暮らしていきたいものです。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。