虫襖(むしあお)

  • 意味:暗い青みのある緑色
  • 豆知識:玉虫の翅(はね)のような色だそうです。

玉虫の翅は光の角度により緑や紫色変わります。
縦糸を緑に横糸を赤みのある紫に織って
玉虫の翅の色に近づけたそうです。

虫襖は、こんな色です。

織物を見ると、きっと深みがあるのでしょうね。

小さな「イラッ!」

お殿様(夫)が飲む発泡酒をケースで注文しました。
重いので、配達してもらえるところで買っています。
それが、ちょうどお昼ご飯の準備中に届きました。
ドアフォンが鳴ったので、お殿様に
「あなたの発泡酒だから、出て」と、頼みました。

この件は、以前「知りたがり屋のお殿様(夫)」という記事にして
次回は、お殿様に出てもらおうと思っていたので、
ちょうど良いタイミングでした。

自分だけが飲むものですから
「俺が?」と、聞き返すこともなく
(日頃は何か頼むと、よく「俺が?」と言います)
おとなしく玄関で受け取ってくれたんですけど
その後、玄関に出てみると
そこに発泡酒の箱が積んでありました。

前回は頼んだから

どうして、しかるべき場所に格納しようと思わないのでしょう?
前回、頼んでやってもらった作業ですし
ときどき、自分で取りだして冷蔵庫で冷やしていますから
どこにしまえばいいのか、わからなかったはずはありません。

力仕事は男の仕事だと思わないのかしら?
そもそも、私には関係ないものなのに
いちいち頼まないと、しまってくれないわけね?と、イラっとしました。

でも、「しまって」と、頼むのがめんどくさかったので
おとなしく、私がパントリーに収納しました。
でも、これをずっと覚えているのが女ですよね。

次、何かでケンカしたとき
「だいたいあなたは、自分が飲むビールひとつ片づけないじゃない!
 私は家政婦じゃないのよっ!!ムッキー!!!(怒)」
と、攻撃するんでしょうね。

攻撃したつもりはないが

私がお殿様を攻撃するのは、年に1度あるかないか、です。
めんどくさいので、たいていのことは流します。

でも、言うべきことはいろいろ口うるさく言っています。
それは、攻撃ではなく、まちがいなく「お願い」なんですが
お殿様からすると、似たようなもののようです。

先日の夜、お殿様が帰ってきたのですが、
自室で「どうする家康」を見ていたので
放送が終わってから、出て行って「おかえり」と言いました。

すると、「ただいま」より先に
「捨てようと思ったんだけどさ」と
目の前のお菓子の小袋をさしてモゴモゴ言い出しました。

戻ってきて、一杯飲みながらお菓子を食べたようです。
そういうときのゴミは、「ベランダのペールに捨ててね」
と、いつもお願いしているのですが
夏は暑い、冬は寒い、春と秋はめんどくさい
ということで、いつも出しっぱなしで寝てしまいます。

それを翌朝発見したときは
めんどくさくても「ベランダのペールに捨ててね」と
お願いしているんですけど、まったく改善しません。

この件も、以前「後ろめたさを抱えるお殿様(夫)」という記事にしています。(笑)

まだ翌朝じゃない

でも、このときはまだそこに空き袋がありましたから
「そうね。捨ててよ」と、言ったんですけど
なぜか、ナハハと笑いながら寝室に引き上げていきました。

あきれた態度に、さすがに怒りを覚えましたが
怒るのもめんどくさいので、私が片付けました。

そしてこれも、いつか爆発するとき
「だいたいあなたは、何度頼んだってお菓子の袋を捨てないじゃない!
 ふざけないでよっ!ムキキキキー!!!」と、攻撃することになるのでしょう。

何度爆発しようとも、お殿様は、まったく変わらないので
攻撃するだけ無駄なんですけど
怒りまくってるときは、理性がふっとぶので
手あたり次第不始末のネタを投げつけるんですよね。

こうして記述してみると
ほんっとに無駄なエネルギーですね。
でも、きっとまたやっちゃいます。
それが夫婦というものでしょうか?


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。