鋸（のこぎり）
- 意味：木材などを切断する工具
- 豆知識：柄から先の金属部分の名称は「のこ身」だそうです。
ちょうど、「工具シリーズ」で漢字練習をしていましたが
不用品回収業者さんとノコギリの話で盛り上がりました。
粗大ゴミの行方
今回の引っ越しでは、家財道具をいっぱい捨てます。
部屋が広くなるので、大きめの家具が置けますし
せっかくだから、新しい家具で気持ちよく新生活を！と
私が100万円の中で、あれこれ工夫して購入を進めています。
そこで問題となるのが、家具をどうやって捨てるか？です。
当初は、引っ越し屋さんに見積もりを依頼するときに
オプションの不用品回収の値段も出してもらい
総合的に、依頼する引っ越し屋さんを選ぶ予定でした。
ところが！
今どきって、引っ越し屋さんが粗大ゴミの回収をしてくれないんですね。
してくれるところもあるんですが
私が調べた限りでは、大手は軒並み回収業者の紹介のみでした。
不用品回収業者の選定
そうとなれば、引っ越し屋さんとは別に
不用品回収業者さんにも、見積もりを依頼しないといけません。
そもそもの相場がわかりませんから、数社に依頼をしようと
「不用品回収」で検索してみたらば
出るわ出るわ、出てくる出てくる、
どこを選んだらいいのか、わからないぐらい
たくさんの業者の名前がずらーっと並びました。
ほとんどが、トップページにゴミ屋敷風の衝撃的な画像があってびびりました。
誰にというわけでもなく、いや、そうじゃないんですよと、ゴニョゴニョ言いながら
あちこちの業者さんのサイトを見て回ったんです。
すると、どこも「お見積り無料！」と謳っているものの
トラックのサイズによる料金表の表示しかありません。
我が家の不用品が、一体どのトラック一杯分なのか？
考えてもわかるはずありません。
とりあえず、一番上に表示されていた業者に電話をかけてみました。
電話対応がヘン！！
ツルルルルルル・・・（発信音）
ガチャ
「はい」（業者の人）
ここで、「〇〇です」と、相手が社名を名乗るはずですよね？
ところが、このあと無言だったんですよ。
間違い電話かけちゃったかも？と、おそるおそる
「〇〇さんですか？」と聞いてみたら
またもや「はい」
そして、無言です。
こ、こわい！
この会社、何かが絶対的に間違ってるー！！と
「えっと、あのすみません、結構です」と言って切ってしまいました。
ほかはOKだった！
こんな業者ばっかりだったら、どうしよー！！
と、びくびくしながら、続けて数社に電話をしてみたところ
どこも、たいへん感じも手際もよくて
スムーズに見積もりの日にちを設定できました。
そして、いわゆる「相見積もり」がスタートしました。
引っ越し屋さんの見積もりも同時進行でやはり、相見積もりです。
日程がかぶらないように、何度も確認しながら
数社に来てもらったのですが、
回収業者さんより、回収サービスありの引っ越し屋さんのほうが
安くあがることが判明しました。
これは、最後のほうに来てくれた回収業者さんが
「相見積もりしてますよね？
ほかの業者の値段を教えていただければ
お値引きさせていただきます！」と言うので
それまでに出ていた見積もりを教えたとき
「引っ越し屋は、引っ越し代と相殺できるから
その値段でできるんですよねー」と、残念そうに教えてくれました。
ノコギリの話題
そういうわけで、たくさんの業者さんに見積もってもらったものの
結果的には、引っ越し業者さんに一括丸投げで依頼することになりそうです。
「ノコギリ」の話ですが
若い男の子と中年の男の人二人組で来てくれた業者さんと
「昔は、ゴミなんて家の庭で燃やしてたのにねえ」
「学校には、必ず焼却炉があったわよねえ」
「ゴミを捨てるのがこんなに大変になるなんて、びっくりよねえ」
などなど、昔話をしていたんですが
「ゴミを捨てるのにお金がかかるのが悔しくて
20年前の引っ越しでは、いろんなものをノコギリで
ちっちゃくぶった切って普通ゴミに出したけど
もう、この歳じゃその根性ないわー」と言ったら
若いほうの男の子が、
「このばあさん、ガッツあるじゃん！」
といった様子で、ものすごく感心してくれました。
不用品を運ぶとき、解体してから運ぶと
トラックにたくさん積める、という話も出たので
「やっぱり、そういうときは電ノコですか！？」と
使ってみたいけど怖くて使えないプロ仕様の工具について聞いてみたら
「いやいや、手作業ですよー」と笑ってました。
やはり、あれは危ないんですね！
きっと、大きなハンマーでたたき割るんでしょうね。
それはそれで、やってみたい憧れの作業です。
この歳になると、もうかなうことはないなあと
ちょっと寂しくなっちゃいます。