祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)

  • 意味:釈迦が説法を多くした僧院
  • 豆知識:「祇」一文字で「くにつかみ」と読みます。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見ていて
源平合戦の話は、やっぱりおもしろいなあと思い、
そこから、「平家物語」を連想し、冒頭の一部を書いてみました。

祇園精舎の鐘の声…なんだかんだは、中学の国語の授業で
暗記させられた記憶があります。
その時、筆記もあったかどうかは覚えていませんので
「祇園精舎」を書いたことがあるのかないのか?は、謎です。

最近のことは、どんどん忘れるのに中学生のころ暗記したことは
しぶとく脳内に刻まれているようで
書けるかどうかはさておき、「沙羅双樹の…」だの「盛者必衰の…」だのは
すらすらと暗唱できました。

思い出

中学時代の記憶がよみがえったので、その当時の思い出をひとつ。

私は、昭和39年、1964年生まれで、早生まれではありません。
同い年の人は、みんなそうなんですが「リアル金八」世代なんですよね。

ドラマ「3年B組金八先生」が始まったとき、まさに中学3年生で「3年C組」でした。
放送開始されてすぐ人気ドラマになって、ほぼクラス全員が見ていたので
仕方なく、私も見ていました。

なぜ、「仕方なく」なのかといえば、あのドラマが大嫌いだったからです。
あのドラマ、というよりあの先生が、めっちゃ嫌いでした。
こんな先生が担任だったらたまらないなーと、毎週思っていたものです。

熱血先生が嫌いなわけじゃないんですよ。
「とびだせ!青春」のレッツ・ビギン先生は大好きでした。

金八先生が嫌いな理由は

個人の問題をクラス全員で共有しようとしすぎなところでした。

あのドラマが話題になったのは、「15歳の母」というテーマで
中3どうしのカップルに子どもができちゃう展開が
当時としては、かなり衝撃的だったからです。
その大問題を、どうするかについて、なんと学校全体で授業をしちゃったり
連日、帰る前のHRで延々とクラス全員で話し合ったりしちゃうんですよね。

その趣旨は、命は尊い。
尊い命を生み、育てようとする選択を皆で温かく見守ろうじゃないか!
要約すると、こんな感じだったと思います。
つまり、いやらしいことをしちゃった2人という偏見をもつなってことですね。

ドラマだから

みんなまじめにつきあってましたけど
現実には、私みたいな生徒も絶対にいるはずなんですよ。
言いたかったことは以下です。

私は、妊娠しちゃった子も、させちゃった子のこともいじめたり
悪口言ったりしないから、さっさと帰らせてください!

これだけなんですけど、あのドラマを見る限り
無関心は悪でしたから、実際にあんな雰囲気だったら
怖くてそんなこと、言えなかったでしょう。
今なら言えますが、当時は思春期ですし、仲間外れは怖かったですから。

この感覚は、今も変わっていなくって
他人が何をしているかについて、ほとんど興味がありません。
私に影響がなく、犯罪でなければ私にとっては、無問題です。
三つ子の魂百までならぬ、中三の魂百までですね。

贈る言葉


私の中学卒業式でも、この歌を歌いました。
そして、号泣しました(笑)
なんであんなに泣いたんでしょう?
っていうぐらい泣いてお別れを悲しんだというのに
今はまったく誰ともつきあいがありません。
学校って、不思議な場所ですね。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。