吝嗇(りんしょく)

  • 意味:むやみに物惜しみすること。けち。
  • 豆知識:「嗇」には「嗇(お)しむ」「吝(やぶさ)か」という訓読みがあります。

「吝嗇」から変身させた「薔薇」は以前、必要があって覚えました。
「ばらって書けるぅ?」と聞いていたのは、安田成美さんでしたね。
醤油も書けます。(たぶん)

節約のベクトル

ライフスタイル=節約です」という記事をアップしましたが
節約に関する意識について、もっと書いてみようと思い立ちました。

私は専業主婦ですから、1円だって生み出していませんが
息をしているだけ=生きているだけでお金を使っています。

何か食べれば食費がかかりますし
電気をつければ電気代がかかりますし
お風呂に入って、トイレに行けば、上下水道料金がかかります。

上記のような、暮らしていれば自然に発生する出費があることに
我が家のお殿様(夫)は、とても無頓着です。

お殿様の金銭感覚

お殿様は、金遣いの荒い人ではありません。
むしろ、私が好きになった人ですから
お金の管理は厳しいほうだと思います。

以前、下田に遊びに行ったとき
入った飲食店で、名産のキンメダイのお刺身を注文してくれました。
食べてみると、信じられないぐらいおいしくて
感激しながら食べていたんですけど
お殿様が、「これ、ひと切れ300円だぜ!」と言いました!

キンメダイは、5切れあって、お代が1,500円でした。

この人、こんなおいしいものを食べているときに
冷静に割り算してるのねーっ!と、びっくりしたものです。

そんなお殿様なのに

家にいるとき、光熱水道費に意識をはらってくれないんですよね。
暑い真夏でも、必ず湯船にお湯をためてあったまりたがるし
寒い、暑いに敏感で、エアコンはガンガンつけまくります。

冬のお風呂上り、パンツ一丁で涼みながら
寒い、寒いとエアコンをガンガン入れられるのは
たいへん腹立たしいものです。

私が買い物に出たあと、お殿様が散歩に出ることがありますが
私が先に戻ると、無人の部屋でむなしくテレビとエアコンが働いていて
うわああ!!と、叫びそうになることも珍しくありません。

私たちは、夫婦別室で寝ているんですが
夜中、ふと目を覚ますと
お殿様の部屋から明かりとテレビの音声が漏れていて
のぞいてみると、その中で熟睡してるんですよね。
しかも室内は、冬なら、汗かいちゃうぐらい
ガンガンにエアコンがききまくってます。

ドスドス入っていって、ガチャガチャあれこれ消してやりますが
まったく目を覚まさず、そのまま寝てるんですよ。

家計費は別勘定

お殿様からすると
渡した家計費をやりくりするのは私の仕事であって
赤字になっても、「俺は知らん!」
ということなんだろうと、理解しています。

私は、お殿様から預かったお金を上手にやりくりして
少しでも多く、黒字に残したいとがんばってるんですけど
まったく協力してもらえません。

共働きだったころの名残で
私名義の携帯代や保険代は、
私が自分の貯金の中から払ってますが
その貯金が減った分は、黒字分から補填して
さらに、余った分も自分の口座に入金して
へそくりをじわじわ増やしていることは
墓場まで持っていく私の秘密ですw

でも、知ってて邪魔してる?と疑いたくなるぐらい
光熱水道費を節約してくれないんですよねえ。




忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。