先日60歳になりました。
孔子曰く、「耳順う」年頃
=「人の言うことを聞いてすなおに理解できるようになるもの」
だそうですが、さてそれはどうでしょうか。
人とほとんど接触せずに生きてますので
評価する材料が乏しすぎます。
それはさておき、60歳にして
初めて心がふるえるって、こういうこと?
という実感を得ました。
それが何か、といいますと
女子プロレスの試合です。
つい最近、記事にもしましたが
ネットフリックスでダンプ松本さんの人生を描いたドラマ
「極悪女王」を見て、すっかりハマり
(その記事はこちらです。→極悪女王)
視聴後、YouTubeで検証動画をあれこれ見ているうちに
神鳥忍さんと北斗晶さんが過去に対戦したときの動画をみました。
これがたいへんに熱い死闘でして
見ているうちに、なんともいえない興奮に襲われ
決着がつくまで目がはなせませんでした。
そして、「心がふるえるって・・・」という
前述の感想を抱いたのでした。
まったく興味がなかった女子プロレスですが
ファンが多く、人気レスラーさんが引退後
芸能界でも活躍する理由がわかりました。
天性のタレント性があるからこそ
心をふるわすような試合(興行)ができるのですよね。
神鳥忍さんも北斗晶さんも、知っていますし
好感も持っていましたが
活躍すべくして活躍してきたお2人なのだと
しみじみと納得しました。
だからって、いきなり女子プロレスの試合を観に行こう!
というところまではいきませんが。
むかし、30代のころはK‐1が好きで
テレビ中継をよく見ていました。
格闘技が特に好き、というわけではありませんが
人と人が戦うところを見て楽しむ本能というものが
人にはあるのでしょう。
2000年近く前からすでに
コロッセオで、そのような格闘を人が見て興奮していたわけですから
当たり前のことなんですが、いまさらながら
人って、そういう生き物なんだなと思ったのでした。