高校無償化のあり方の主張が、与野党で割れています。
誰もが、よりよい環境で学べる社会を目指すべき。
家庭の事情で進路が制限されてしまうのは、かわいそう。
ということは、わかりますけど、私立の無償化が進むと
公立の人気がダダ下がりしそうですよね。
設備など、お金がかかるところの差は段違いでしょうから
学校見学に行った中学生の多くは、私立を希望しそうですね。
とはいえ、私立は学費のほかにも、
制服だの行事だのにかかる費用が
公立よりもずっと高くなってますし
立派な設備を維持するための費用も徴収されます。
だから、やはり費用が壁となって断念せざるをえない
というケースも出てくるでしょう。
・・・それが注目されたときに、
そっちも補助しよう!という流れはカンベンしてほしいな。
それはともかく、所得制限はおいておくとして
私が制限を設けてもらいたいと思うのは
高校に通うお子さんの学力です。
芸能人にたまにいますよね?
あたし、九九が言えないんですよ~
というような、とんでもない低学力者が。
ああいうのが高校に通うために税金が投入されるって
どう考えてもおかしい。
現在、投入されてるわけですが
非情に不愉快です。
百歩譲って中学校の学習内容がイマイチであっても
可能性に期待できることにしますが
九九ができないレベルって、高校に行く前に
まず小学校からやり直すべきですよね。
頭のよしあしと学力の高低は別物だと思いますが
中学校を卒業する時点で、九九が言えない。
小学校で習った漢字の読み書きができない。
このレベルまでの低学力者には制限を設けるための
全国共通学力テストを実施していただきたい。
そこに合格したら、無償化の対象とする
という制度にしてほしいものです。
低学力者にも学ぶ機会が必要なのだ!
というなら、学び直しのプログラムを用意してほしい。
そっちに税金が使われるとしたら
福祉の範疇だと考えて割り切れるような気がします。
そう、福祉ですよね。
そんな低学力のまま放置されて義務教育を終えてしまうって
社会問題なんだろうと思います。
概ね家庭の問題なんですけど
その家庭のあり方そのものが
まさに社会全体で解決しないといけない問題でもありますね。