綟(もじ)
- 意味:麻糸をよじってあらく織った布
- 豆知識:蚊帳 (かや) などに用いるそうです。
子どものころ、「サザエさん」を読んでいて
蚊帳の存在を知り、入ってみたいなあと、憧れました。
秘密基地っぽく見えたんですよね。(笑)
もじもじしちゃう
「もじ」ちがいですが、もじもじしちゃうといえば
きのうの記事に書いたことです。
地べたに置かれていた赤ちゃんを見て
おやまあ、と思いつつも黙って通り過ぎました。
本当は、そばにいた保育士さんに
「お尻が冷えてしまいますよ」と言うべき場面だった
と、そのときも思いましたし、今も思っていますが
なかなかどうして、言いにくいですよね。
あらやだ、うるさいババアね!
と、思われてしまうだろうなあと思うと
やはり、言いにくいものです。
うるさいババアだと思われたところで
知り合いでもなんでもありませんから
問題ないはずなんですが、
やはり、人のすることに口出ししてはいけない
と、思ってしまいます。
ほかにも
お子さんがらみの案件は、特に控えめになります。
子育て経験者は、どうしても
若い世代のやることが、危なっかしく見えるものです。
それをいちいち指摘していたら
それこそ、うるさいババアになりますので
命の危険がない限り、黙っているのがよかろう
と、思ってはいますが
しょっちゅう、口がムズムズしちゃいます。
たとえば、きのうの記事に書いた「幼児の行列」ですが
歩道のない狭い道を、並んで歩いている幼児たちが見えたので
自転車で走行中でしたが、しばし止まって様子を見ていました。
少し先の角で曲がるかどうか、確認してから進むつもりでした。
すると、その私に気づいた保育士さんが
幼児たちに大きな声で言いました。
はみ出さないで!
ひかれちゃうよ!
え?私、停止してますが?
ずいぶんと、失礼な物言いだなあとあきれましたが
幼児の前で、クレームをつけるのもなんだと
黙って通り過ぎました。
しかし、その物言いは失礼ですよ、と
教えてあげたほうがいい場面でした。
なぜなら、保育士さんの言動を幼児たちが見ているからです。
大人がすることを見て、子どもは育ちます。
悪い見本を見せてはいけませんよねえ。
もっとひどいケース
他人への失礼な態度なんて、かわいいものだ
と、思われる場面にも、よく遭遇します。
それは、スーパーなどで、子どもを叱りつけている母親の
あまりに汚い言葉遣いです。
テメエ、ふざけんなよ!?
走るなって言ってんだろが!💢
と、このようなことを大声で怒鳴り、
恫喝しているところに遭遇すると驚きますが、
もっと驚くのは、そんな叱られ方をしている子どもが
ケロっとして、走り回り続けていることです。
耐性ができてるんですねえ。
どんな毎日なんだろう?と、想像するだに恐ろしい。
ああいうお母さんを、注意してあげる
親切なおばさんは、絶滅しましたよね。
私が子育てをしていたころは、まだ少しだけいたような。(笑)
それでも、少しだけです。
子育て中の親子は、どんどん孤立していく世の中ですね。