母、息子、姉、そして私をまとめて「家族」でもありますが
それぞれ別の家で暮らしてますので「親族」のほうが、しっくりきます。

その親族でランチを楽しんできました。
90歳を過ぎて、まだひとり暮らしを成立させている母ですが
さすがに料理を作るのもしんどくなってきているようで
「ごちそうするわよ」と、外食に誘われることが増えています。

本当に誘いたいのは、息子(母から見ると孫)なんでしょうけど
息子が、「じゃあ、お母さんも一緒に」と言ってくれるようで
私もちゃっかり一緒に行って、ゴチになっています。

息子にしてみると、いかに大好きなおばあちゃんであっても
2人きりでは間が持たないのでしょうね。
先日は、いつもは予定が合わない姉もいっしょに行けたので、
にぎやかなランチとなりました。

親族4人が向かったのはファミレスです。
前々回はジョナサン、前回はデニーズ
そして、今回はバーミヤンで食事をしました。

ファミレスは、親族ランチをするようになるまで
まるっきり遠ざかっていました。
たぶん、15年以上ぶりだったんじゃないでしょうか。

どこもメニューが和洋中それぞれ充実していて、楽しめます。
ジョナサンに行ったときに、隔世の感が否めないと感じたのが
注文はタブレット、運んでくれるのがロボット
会計もセルフレジになっていたことです。

タブレット操作は息子にまかせられるので、問題ありませんが
ロボットは、料理をテーブルに置くところまではしてくれません。
席を立って、お皿を取り出すのがめんどくさいな、と思っていました。

しかし、デニーズは注文を聞きに来てくれるのも
料理を運んでくれるのも、会計をしてくれるのも
すべて人間でした!

こっちのほうがいいわね

と、母が喜んでいました。
古い人ほど、人に接客されたいものなのでしょう。
若い人になると、機械のほうが気楽と感じるのではないでしょうか。

今回のバーミヤンも、ジョナサンと同じくすかいらーく系列ですから
まったく同じ方式で、注文はタブレットでしたが、
料理は店員さんが運んできてくれました。

見るからに店長さん風な男性が、ワンオペでフロアを担当していました。
入店したときに気づきましたが、空席はあちこちにあるけれど
食べ終わった食器の片付けが追い付いていませんでした。

ロボットに任せるより、運んだほうが早い!
と、思ったのかもしれませんね。
ロボットには、料理をのせたあと、テーブル番号を入力するとか
何か操作が必要になりそうですもんね。

ワンオペでたいへんそうでしたが、
人が運んでくれた料理を食べることができました。
母のみならず、私も人の接客のほうがうれしいわ。


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。