ネットフリックスやアマプラで動画を見まくる日々ですが
ここ最近は、YouTubeで配信しているリアリティショーに夢中です。
「Nontitle」という番組です。
今最も注目を集めるエンターテイナー「ヒカル」「朝倉未来」による大型YouTube番組!! この番組では事業立ち上げを目指す男女6名の若者が、3ヵ月間の共同生活をしながら事業を作り出す様子を追う、 新しいカタチの起業家育成リアリティショーです。
YouTube概要欄より
上記のとおり、起業を目指す若者の話なので、出演者は若者ばかり。
20代、30代前半で、こんなにしっかりしてる子がいるんだ!
と、驚くとともに
この歳になってまだ、こんな幼稚な振る舞いをするんだ!
と、あきれたりしながら楽しんでいます。
主催者で進行役のヒカルさんと朝倉未来さんは
名前だけは知っていましたが、見るのは初めてでした。
朝倉さんにいたっては、格闘家だということを
ネットニュースの見出しで見ていただけなので
未来=ミクルと読むことも知りませんでした。
ヒカルさんもミクルさんも、お若いのですが
還暦の私からみて、人を見る目のまっとうさに感心します。
そして、それをさらっといやみなく楽しく
言葉にしてしまえるスキルにも感心します。
性格悪いとか
口だけで内容が薄いとか。
逆に、ほめる場合もたくさんありますが
見ていて思ったことを、そのままするっとコメントしてくれるので
たいへんな爽快感があります。
中でも、思うように進まない状況や
自身の能力のなさなどに落ちこんだ女性が
たびたび泣いている姿をヒカルさんが否定していて
たいへん気持ちよくなりました。
人前で泣く女って、私も大嫌いです。
それだけで、いきなり自分を被害者にできて
泣かせた相手の立場を問答無用で悪くするふるまいです。
仕事していたころ、泣く女が出てくると
泣くなら非常階段に行けよ!と、よく思っていました。
同様に、気分が落ち込んだとき
そのたたずまいや表情を人前にさらす人も嫌いです。
どうしたの?と、聞いて慰めてほしいことが丸わかりで
非情にいやしい行いに思えます。
これもまた、ヒカルさんがさらっと触れていて
この人はすごい!と、感心しましたねえ。
正論であっても、それをそのまま言えば
冷たいとか、協調性がないとか
責められる展開になりがちなことを
バンバン言える人だから、人気なのかなあ?
と、思いましたが、私はおばあちゃんですからね
若者が支持しているポイントは別にあるのかもしれません。
ヒカルさんのみならず、ミクルさんも
人への評価がこの歳の私が共感できることばかりです。
若くして世に出てくる人というのは
どこか老成しているものなのでしょうか。
そこが同年代からの人気を集めているのでしょうか。
そのへんはわかりませんが、
この歳にして、若きユーチューバーのお2人のファンになりました。(笑)
番組を見ていると、若者が多用する言葉がわかります。
「めちゃくちゃ」「マジ」あたりは、さもありなんですが
最近の子たちは「ムカつく」って言いませんね。
たまたま出演していた子たちがそうだっただけかもしれませんが
たいへんよろしい。
「刺さる」というワードがやたらに多いことも気づきました。
言ってる意味はわかります。
ひと昔前の表現だと「心に響いた」ということです。
刺さるって、なんとなくトゲのイメージがあるので
私が使うとしたら、傷ついた、ショックを受けた
という場面になりそうですが
若者たちは、その別なしに使いまくっていました。
だからなんだ、ということじゃありませんが
こうして、若者の文化に触れると
気持ちだけは若返るような気がします。
まだ全シーズンを見ていないので
しばらく、この番組にはまりっぱなしになりそうです。