何度も洗濯機のことを記事にしています。
そんなに新しい洗濯機がうれしいのか!
と、思われそうですが、そうではなく
それぐらい、新しい刺激が新鮮だということでしょう。

毎日、同じことを淡々と繰り返しています。
その暮らしが、とても快適で幸せです。

しかし、新しい家電の購入が大きなニュースになるわけです。
脳への刺激は、かなり乏しくなっていることでしょう。
それは、いかがなものかと感じます。

脳といえば、家電もだいぶ前から自分で考えるようになりました。
最初の遠い記憶では、ファジーと言ったような気がします。
今は、AIとか人工知能とかって言うのでしょう。

廃棄処分にした洗濯機は、かなりその頭脳を駆使してくれていました。
まず、コースを設定してスタートボタンを押すと
ウィーン・・・ヴヴヴウィ~~~ン・・・
と、うなり声(動作音ですねw)をあげつつ
しば~~らく、考えこんでいて、一向に洗濯を開始しませんでした。

何を考えていたかというと、
洗剤などは自動投入ではなかったので
洗濯ものの量に対する水量でしょう。
私も自分で水量を決めてセットしていましたが
ヤツ(洗濯機)の裁量で変更できる仕様だったようです。

しばし考えこんでいたヤツが、「よし、これでいこう!」
と、決断するとようやく注水が開始されます。

その後、注水しつつしばらく洗濯槽を回すと
いったん、水をとめて、また考えこみます。
ウィーン・・・ヴヴヴウィ~~~ン・・・
そして、「いや、まだ足らんな」と感じたときには
ブシャーーっ!と、注水が始まります。

そんな感じで、本格的に洗濯が始まるまでに
結構な時間がかかっていました。
その後は、順調に進むのですが最後にまた、もたつきます。

今度は、考えこんでいるわけではなく
脱水が終わったあと、からまりをほどくために
洗濯槽を独自のルールに従って動かしてくれていました。

いや、急いでるからそんなことしてくれなくていいよ!
と、洗濯物を取り出したいところですが、できません。

ロックがかかっていて、フタが開けられないからです。
ジムに行く時間が迫っていて急いでいるときなんか
ムキーーーーッ!!と、なりますが
フタをこじあけるわけにもいきません。

グワン・・・グググッ・・グワッ!
とかなんとか言いながら(動作音です)ほぐして
「これでよかろう」という状態になる
つまり、ヤツの気がすむのを待つしかありませんでした。

新しく買った洗濯機は、どちらの時間ロスもありません。
水量は、やはり途中で考えながら決定しているようですが
脱水後のほぐし作業は省略されています。

スイッチを入れたとたんにブシャーッ!と注水が始まり
脱水が終わったとたんに終了の合図が鳴るという
たいへん明瞭で簡潔洗濯になり、
以前より10分ほど早く洗濯が終わり、快適です。
いらんこと(私にとって)に時間がかかっていたことが
思いのほか、ストレスだったんだなあと、実感しています。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。