新しい朝ドラ「おむすび」が始まりました。
そうだろうと予想していたんですが
やはり、安定の駄作路線を感じました。
ヒロインが朝、自転車でかっとばしただけで
数々の駄作が脳裏に浮かびます。
朝っぱらから自転車を元気にこぐ様子から
元気で明るいイメージをゴリ押ししてくるのは
朝ドラの常套手段であり
そのような印象操作をのっけからやる必要がある作品は
たいてい、駄作です。
そう思って見ていたら、ヒロインが
人助けのために海にダイブし、
さらに、ヒロインを明らかに好きである男子も
ヒロインが溺れていると勘違いしてダイブ。
このあたりの展開も
駄作の象徴がてんこもりでしたね。
困っている人を見るとほっておけないヒロイン
という設定をぐいぐいねじこまれて
わかりましたよ、そうですか。
と、思いつつ、せめてブレザーぐらいぬがせろよ
と、思ったのでした。
高校の制服姿のままダイブしたので
ブレザーを着たままでした。
人命救助ではなく、海に飛んで行った帽子を拾いに行っただけですから
そこまで急がんでもよかろうに。
と、つっこみつつ、もうひとつ。
海から上がり、追っかけダイブをした男子と
会話するヒロイン。
幼なじみの設定なので、気やすくなんだかんだと話すうち
男子が照れくさかったのか、ふいっと立ち去ってしまいます。
それを見て
ヘンなやつ。
と、つぶやくヒロインに
もう本当に、この朝ドラはダメだなと思ったのでした、
駄作な朝ドラのヒロインの条件の1つに
恋愛の機微にうとすぎて、うんざりする。
というものがありますが
そこをしっかり踏襲しているようです。
ま、駄作でもしょうがありません。
後半失速したとはいえ、「虎に翼」まで
「らんまん」「ブギウギ」と名作が続きましたのでね。
主題歌は、私が好きなB´zでしたが
これがですね。
ほかの人がどう思ったか知りませんが
多くのファンの間で
新曲なので、とりあえず購入するも
その後聴くことはほぼなく
その楽曲そのものを忘れていく
と、言われる系統のものでした。
古い作品ですが「野生のENERGY」とか
そういう系譜に連なる曲調でしたね。
耳にやさしく、聴きやすい曲ではありますが
インパクトが弱いというのがわかりやすいでしょうか。
朝ですから、松本さんが、さわやかさを重視したんでしょう。
でも、やはりB´zの歌であるならば
いい気になって歌うと、酸欠になり、血管切れそうになるほど
アツイ、アツイ、アツイものにしびれるのであります。
(個人の感想です)
ついでにどうでもいい情報ですが
そんな私が一番好きなB´zの歌は「ギリギリchop」です。
せっかくB´zが起用された、というか
ご本人たちがやる気になったようですが
ファンとして、その歌を聴くのを楽しみにする
ということになりそうにありません。
家事が長引いたときなどに
あ、歌が始まっちゃう!と思わずにすみますから
まあ、それでいいでしょう。
そのうち、ほとんど見なくなるかもしれません.。
しかしながら、脇役が豪華です。
明日から、あるいはいずれ
いきなり名作になるかもしれません。
そうであれば、大歓迎ですが
期待はできそうにありませんね。(笑)