淙淙(そうそう)
- 意味:水が音を立てて、よどみなく流れるさま
- 豆知識:訓読みは「そそ(ぐ)」です。
有名な歌「なだそうそう」の「そうそう」が
この「淙淙」だそうです。
なだ=涙ですから、悲しいタイトルなのかなと、思いましたが
改めて歌詞を読んでみると、悲嘆にくれて流す涙ではなく
感涙に近いもののように感じました。
解釈は、人それぞれでしょうけどね。
息子との会話
先日、息子と出かけたとき、いろいろ話をしました。
(その記事はこちらです。→息子とお出かけ)
ゲームのことや、近況などが中心だったのですが
共通の知人の話になったとき、「あー、あの人ね・・・」
と、息子が何か言いたげな様子でした。
「嫌いなの?」と、聞いてみたら
「うーん、ちょっと苦手かな」
と、答えたので驚きました。
というのは、息子の数少ない長所に
「人の悪口を言わない」というものがあります。
幼児期から今にいたるまで
友人、知人あらゆる人を悪く言うのを聞いたことがありません。
これは、よほど嫌いなんだなと、理由を聞いてみたところ
なんだかんだとゴニョゴニョ言っていましたが
デリカシーがないな、と感じているようでした。
知人
その知人は、息子の知人というよりは
むしろ、私の知人というのが正しい年代の女性です。
息子とは、ちょっとした縁が、まだ続いているのですが
私はもう20年近く会っていません。
が、別に会いたいわけではありません。
私も実は、とても苦手な人なのです。
息子と年の近いお子さんがいて
幼稚園でご一緒した期間がありました。
いろいろなトラブルがありましたが
中でも、役員決めのときのエピソードが強烈でして
今も忘れることができません。
(役員決めのときのトラブルは
幼稚園だけじゃなく小学校でもいっぱいありまして
それを書いた記事はこちらです。→PTAで言いたかった過激な一言)
役員決め
その人には、ふたりお子さんがいて
上のお子さんが在園していたときは
「下の子がいて、たいへんだから」
と、役員を逃げまくっていました。
逃げまくるだけなら、まだわかるんですけど
「あなた、ひとりっこで楽なんだから、やりなさいよ」
と、兄弟のいないママたちに振りまくって押し付けていました。
押し付けられた人の中に、もちろん私も入っていました。
そして、上のお子さんが卒園し、小学校に入学した年
入れ替わりに下のお子さんが入園しまして
そのお子さんのクラスで役員決めがありました。
今年は、下の子がいないから役員できるはずだよね
と、思っていたんですが、
「1年生は幼稚園より早く帰ってくるから無理!」
と、絶対拒否の姿勢を崩さず
またもや「ひとりっ子のママがやればいい」攻撃に出ていました。
とんでもない人ですよね。
話題続かず
というような、いや~な思い出がありますが
その詳細を息子に話すのもなんだなと思いつつ
「自分勝手な人だよね」と、言ったら
「うーん・・・なんか、ちょっと強引っていうか・・・」
と、言葉を濁していました。
悪口を言わない息子のせいいっぱいの相槌だったようです。(笑)
こういう話、女どうしだったら
そこからどこまでも延々と続きますが
母と息子では、盛り上がるはずもなくw
でも、それでいいんだと思います。
母と息子でするような話じゃありませんね。
こういうとき、娘だったらちがうのかなあ?
と、一瞬思いましたが
姉の娘である姪もまた、人の悪口を言わない子です。
おかしいなあ?
私と姉は、悪口で盛り上がれますけど?
育て方とか、DNAとか関係なく
悪口を言わない子って、育つものなんですね。