船渠(せんきょ)
- 意味:造船所で船(艦)を造り又は修繕するところ
- 豆知識:別名は「ドック(DOCK)」です。
任天堂のゲーム機Switchは、ドックで充電ができます。
恐ろし気な炭治郎の下で笑っている、ドラえもんの左側にある装置です。
隙間にガチャっとSwitchをはめこむと、充電が始まる仕様になっています。
姉が、この「ドック」という名称を知らず、家族に
「Switchをガチャっとするあれよ、あれ!」と言ったのに
なかなか通じなかったと、イラついていましたが
イラつくのは、家族のほうだろうとつっこまれそうですよね。(笑)
お煮しめ
お煮しめを作りました。
お正月に作るものというイメージがありますが
日常的に、食卓に出しています。
お殿様(夫)の大好物なんですよね。
でも、野菜を全種類入れることは、まれです。
どっさりできちゃうので、
たいてい何か省略した不完全版で、今回はタケノコを省きました。
私が昼ご飯に食べた、残り物の画像です。
ニンジンは、お殿様が食べつくしてしまって
もう小さなカケラしか残ってません。
鶏肉も、普通はモモ肉を切って使うのでしょうけど
お殿様が好きな骨付き肉が我が家の定番です。
名前
この「お煮しめ」って
「筑前炊き」という言い方もありますし
まさに、その筑前地方(福岡県)では「がめ煮」とも言います。
いろんな呼び名がありますが
鶏肉と根菜の煮物ですよね。
絶対に絶対に外せない具は
我が家だと、ニンジンとこんにゃくです。
省いた野菜が多くなりすぎたり
鶏肉じゃなくて、厚揚げで作ったりすると、
もはや煮しめでもがめ煮でもなく
ただの煮物か?と思いますが、一応
「お煮しめですよ」と言って出しています。(笑)
里芋
今回、お煮しめを作ったのは
地元のおいしい里芋が手に入ったからです。
地元は、昔は一帯が農地と森林だったところで
当時の農家さんが、今は地主さんとなっています。
その地主さんたちには、不動産業を営みつつも
畑仕事も続けている方が多く、できた野菜を農協経由で売っています。
何人もいる地主さんの中で
母、姉、私が買うと決めているAさんという方がいます。
同じ地主さんたちのはずなんですが
Aさんの作る野菜は、抜群においしく
とりわけ、里芋のおいしさは、格別です。
里芋は洗うのも剥くのも面倒ですから
せっかく料理するなら、絶対においしくできるもので!
と、決めているのでAさんの里芋が手に入らなければ
お煮しめに、里芋は入れません。(笑)
予告
この地に越してきたのは、6月でしたが
そのころから、気が早くもお殿様に
「冬になったら、Aさんの里芋買ってきてお煮しめ作るね!」
と、予告していて、「Aさん?」と聞き返されてましたが
「Aさんの里芋が、待ち遠しいなあ」だとか
「そろそろ、Aさんの里芋が出るんじゃないかしら」だとか
たびたび登場していたAさんは、すでに我が家では有名人でした。
食卓にお煮しめを出したとき、目ざとく里芋を見つけたお殿様が
「これがAさんの里芋か」と、つぶやいていました。
これまでも、母に買っておいてもらって
ずーっとAさんの里芋を食べていたんですけどね。
でも、地産地消の食卓は、特別感があります。
期待どおり、ねっとりしていておいしい里芋に
お殿様も舌鼓を打っていました。
おいしくできてよかった!