数日前に、無事「101回目のプロポーズ」視聴終了しました。
わざわざ報告するようなことでもありませんが
2日連続で感想を記事にしたので、とりあえず。

全12話を3話ずつ見ていったので、4日間かかりましたが
やはり、とても面白かった!

ラストがいいですよね~。
101回目のプロポーズは薫さんから
何もかもなくした達郎に「私をもらってください!」。

今の世だと「もらう」だの「あげる」だのはタブーなんでしょうけど
30年前は問題なく、視聴者が受け止めていたんですねえ。

そして、問題なく受け止めていたのが携帯電話がない世界。
まだまったく普及していなかったんですから
受け止めるのは当たりまえです。

固定電話は、さすがに黒電話ではなくコードレスですが
子機のサイズが大きい!
牛乳パックくらいあるんじゃ?というサイズで驚きました。

初期は、特別な人だけが使っていたはずの携帯電話。
あっというまに普及して、
連絡先として、携帯電話の番号を教えるのが当たり前になると
たいへん、めんどくさい世の中になりました。

留守してました。
が通用しなくなっちゃうんですよね。

電話をとれなくても、着歴が残るので
折りTELするのが礼儀になっちゃうし
メールは問答無用に送りつけられるし。

仕事中に携帯にPTAの役員仲間から
「お祭りの焼きそば、〇円と〇円、どっちがいいかな?」
という電話をもらって、げっ!となって以来
仕事関係者以外には、携帯の番号もアドレスも教えず
私的連絡は固定電話と、PCアドレスにもらうようにしていました。

業務連絡は、情け容赦なく入ってきますので
どこにいても、連絡がついてしまう携帯がほんっとにストレスで、
仕事をやめたら携帯は解約しよう
と、思ってましたが、それじゃ通用しない世の中になっちゃいましたね。

今、我が家には固定電話もありますが
実は、その番号を知りません。
(契約書を見ればわかりますけど)
契約したほうがスマホとネットの料金が安くなるので
設置しているだけで、まったく使っていません。

ガラケー&その充電器ぐらいのコンパクトサイズなので
邪魔になりませんが、たまに着信があります。
取りませんから、わかりませんが
おそらく、詐欺とか勧誘の電話なんでしょうね。

固定だろうが携帯だろうが
通話そのものを、ほとんどしなくなりました。
用件は、ほとんどLINEとかショートメッセージとかですませます。

あの牛乳パックみたいな子機でさえ、便利になった!
と、思ってた時代がありましたが
通話しないで用が済む時代に突入しています。

こんな時代には、薫さんと達郎のようなアナログな恋愛は無理ですねー。
面倒を克服しないと人とつながれなかった時代は
恋愛の質も、だいぶちがっていたことを
ドラマを見て、しみじみと感じたのでした。


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。