胃ろうを造設したところが痛んで歩けない
と言うお殿様(夫)の面会に行ってきました。
・・・面会って、刑務所みたいですねw

少しは元気が出たかと思いきや
まだ痛いと、弱弱しく訴えてきました。

少し痛いぐらいガマンして歩かなきゃ!
談話室まで行こうよ!

と、誘っても

出血してるんだぜ

と、起き上がろうともしません。

出血って、ダラダラ出てるわけ?
にじんでるだけでしょ!?

と、聞いたら、その通りだと言うので
気合がたりない、根性を出せと言っていたら

痛いんだよ💢

と、若干不機嫌になっていました。

しょうがない人ですねえ。

手にさわってみたら、冷たくなっていました。
(安心してください、生きてますよw)

動かないから末端が冷えてるよ
体温が1度下がると免疫が30%低下するんだよ

と、言ってみても

痛みがおさまったら歩く

と言う始末です。

トイレは自分で行ってるそうなので
まるっきり寝たきりというわけではありませんけど
これから体力が必要な治療が始まるというときに
困った人ですねえ。完全に

かわいそうな俺様

になっています。

せめてもの救いは、私もがん患者だということでしょうね。
この状態が長引くようなら

ステージ3のくせに何言ってんの?
私なんて

ステージ4だよ!

と反撃できますもんね。

こんなことでマウントを取ろうとする日がくるとは
いやはや、思いもしませんでした。


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。