暗澹(あんたん)
- 意味:暗く見通しが立たないこと
- 豆知識:「淡々と」を「澹々と」と表記することもあります。
前回の「食レポって必要ですか?」←この記事の続きです。
前回、本題に全く触れていませんから、
続きとはいえないかもしれませんが
「暗澹」も、母の家のことに触れた
「ひな祭りにシンプルな暮らし考」という記事で
「気分が暗くなってきました・・・」と書く前
アンタンたる気持ちになってきました、と入力して
変換したら、「矍鑠(かくしゃく)」同様、
見たことない漢字が出てきたので
一緒に練習した漢字です。
カクシャクもアンタンも、言葉としては現役なのに
漢字は、物置のかなり奥にしまわれてる感がありますね。
では、今回こそ本当に物量の多い家について書きます。
物量の多い家
実の母の家だけではありません。
夫の母の家=姑の家もまた、たいへんな物量です。訪問したときは、リビングで過ごすのですが
椅子から動かずに目に入ってくる範囲内で、
懐中電灯が4つ、靴ベラ5本、ハサミ3つ・・・というように
同じアイテムを複数発見できます。
まるでアイテム探しをしているかのような
そこかしこに物が置かれている家です。
同じアイテムが複数あるのは、物量が多い家の特徴ですよね。
しかも、たくさんあるはずなのに
どういうわけか、使いたいときには出てこない。
さらに、何か書き物をしようとボールペンを取って書いてみると
インクが出ない!
にもかかわらず、そのインクの出ないボールペンを、
出したところにしまうんですよね。
もう使えないものをなぜ捨てない?と、謎ですが
ごく自然の行動で、そうするのが習性になっているから
どんどん物が増えるんだろうと思って見ています。
物量が多く、整頓とは無縁の家で育ったので
自分が結婚して家を出たとき
耳かき、爪切り、書けるボールペンがすぐ出てくる家
これをコンセプトに、住まいを構築しました。
ただ、自分のことを顧みると
物量の多い家に住んでいる人は
情が深いのかもしれません。
私が、ポイポイ捨てているものを思い返すと
人の好意を台無しにしてる!と我ながら思います。
手作りの手芸品って、もらうと困りませんか?
いらないとも言えないので、一応受け取るんですけど
持って帰って即、ゴミ箱行きです。
手作り品だけではなく
いただきもので使わない物は、すべて捨てます。
- 趣味に合わない食器
- 趣味に合わない服
- 使わないと決めているメーカーの洗剤
- 食べたくない冷凍食品
- すでに持ってるキッチン小物
手芸品を除き、列挙したもの
すべて、姑がくれたものです。
福袋に入っていた自分の趣味に合わない服や
新しく買ったからいらなくなった古い食器などを
「いらなかったら捨てて」と言いながらくれるんですね。
その場で「いりません」と言って
波風立てるのは面倒なので、受け取っていますけど、
いらないので、お言葉通りいつもすぐ捨てています。
お気持ちだけでもありがたく受け取りたいところですけど
これ、実は「くれた」んじゃないんですよね。
嫁というゴミ箱に捨ててるんだと気づいてくれないかなあ。
もったいないから、捨てるのは気が進まないけど
プレゼントなら、気持ちが楽になるってことですよね。
実は捨ててるのと同じって気づけば、家の中の物あれもこれも
自分の家のゴミ箱に捨てられるはずだから。
そして、私には男兄弟がいませんので
実母にはお嫁さんがいません。
だから、物が減らないのかな?
同じことを実母がやらかしたら、
めっちゃ叱るだろうと思いますから
男兄弟がいなくて幸いでした。