先日、自転車のタイヤがパンクして
修理をしてもらっているあいだ
近くの図書館で時間をつぶしました。
借りられる冊数制限まで借りている状態だったので
軽めのエッセイを選んで読んでいたら
私と同年配かな、と思われるご婦人が
カウンターの職員さんに声をかけていました。
そのご婦人は、新規利用者登録をしていたようです。
我が自治体の図書館は、利用者登録は
基本的に本因がパソコンを操作して個人情報を入力します。
ご婦人が言っていたことは
「ほぼすべて入力したのだけど一部操作がわからない」
というものでした。
あと少し!というところまできたものの
わからない箇所があり、それはどうやら
何かの変換がうまくできない、ということのようでした。
つまり、その変換方法を教えるか代行してあげれば
それで終了になる、という状態です。
ですから、職員が教えるor代行いずれかをすればよいものを
あろうことか、その職員はカウンターから出ることなく
じゃあ、紙に記入したほうが早いですね!
と、言うではありませんか!!
いやはや、あまりに不親切ですよね。
と、思っていたら、さすが私と同年配(笑)
ご婦人が「ちょっと、手伝ってくれないかしら」
と、粘ってその職員をカウンターから引きずり出すことに成功。
よっしゃ!よくやった!
と、心の中でガッツポーズしつつその後の様子をうかがっていると
「ここをこうして・・はい、できましたよ」
と、入力をすませた職員は、踵を返してカウンターに戻りました。
よかった、これで一件落着と思ったそのとき、ご婦人が
あら?終わり方がわからないわ!
ちょっと、教えてくださらない?
と、もう一度引き止められた職員は振り返り
終了ボタンがありますよ
と、振り返って言うや、またカウンターに向かいました。
その背中にご婦人が
どこかしら?
と、重ねて聞いたら、職員が振り返り
やはり、紙に記入しましょう!
こちらへどうぞ!
と、かなりきつい口調で言ったあと
くるりと背を向けてカウンターに戻ってしまいました。
なんとまあ、意地悪なんでしょうねえ。
終了ボタンをクリックするだけで終わるわけですよ?
話を聞いている限り、パソコン操作に不慣れなご様子のご婦人が
一生懸命入力作業をしたというのに、その仕打ちはあまりにひどくない?
思わず、私が終了ボタンのありかを教えてあげようかと
立ち上がりかけたとき、ご婦人があきらめて
職員のあとを追い、カウンターに向かいました。
このあと、用紙を受け取ったご婦人は
さっき入力したことを、一から記入していきました。
だったら、最初から紙を渡せよ!
と言う話でもありますが
我が自治体の図書館は、私が登録したときもそうでしたが
新規登録したいと申し出ると
では、あちらで必要事項を記入して登録してください。
と、言うだけなんですよね。
有無を言わさずパソコンに誘導するくせに
できない、となっても手伝わず
ヘルプされると、紙を渡す!?
職員のあまりの意地の悪さにあきれます。
こういうときは、やはり
お前の給料、税金だぞ!と、言いたくなりますね。