お殿様(夫)の療養中は、どうしても
食道がんや、がん終末期の情報収集に終始してしまい
母の認知症については、おろそかになりましたが
合間に、少しずつではあっても調べていました。

といっても、寝る前にベッドの中でYouTube動画を見る程度。
だったんですが、これがなかなか役立ちました。

疲れていて、頭が回っていませんし
途中で寝落ちしてしまったりもしましたが
断片的に、なんだかんだ情報が入ってきました。

よく見ている動画を紹介します。
認知症専門医の医師が開設しているチャンネルです。

参考になる動画はたくさんありますが
この「まだ大丈夫」への警鐘は、重要だなと感じました。

いざ、というときにあわてないように
先を見据えて、計画的に準備をしていないと
在宅介護という沼にはまって疲弊していくのは必然です。

在宅介護をするにしても、備えておけば回避できる困難も多々ありそうです。
なんにせよ、情報収集は大事だと、改めて痛感しました。

母の行く末を思い浮かべたとき、最悪の展開は
症状が進んでしまい、どこにも預かってもらえない、となることでした。

母の自宅近くに理想的な事業所があり
母が慣れ親しんでいたこと
事業所の方が母をよく知ってくれていることなど
幸運が重なったことは、奇跡的です。

母の先々を思うたび、どんよりした気持ちになっていましたが
要介護1、ちゃんとした会話ができている今の時点で
最期を見据えたレールを見つけ、乗ることができてほっとしています。

施設長さんに確認したところ、お世話になる予定のグループホームは
重病になったり、他傷など集団生活に支障をきたす症状が出ない限り
看取りまでお願いできるということがわかりました。

これもまた、たいへん幸運でした。
症状が進んでも、穏やかな状態であるならば
慣れ親しんだところで最期を迎えられるかもしれません。

母が最終的に合意してくれたのも
長くお世話になれることに価値を感じたからのようでした。

行き場所がなくなったら、と本人も不安に思っていたようです。
認知症は、残酷な病気だなと思いますが
がんだって、終末期はそりゃもう悲惨です。

ピンピンコロリ以外は、誰だって
つらく、しんどい時期をのりこえて去っていくものなのでしょう。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。