介護や、生活支援が必要となったとき
介護保険を使って、へルパーさんに来てもらうことができます。

が、しかし、多くの老人が

他人が家に入ってくるのがいや

とかなんとか言って、ヘルパーさんを拒否する
という話はよく聞きますし
今現在、ヘルパーさんに来てもらっている母も
御多分に漏れず、文句をよく言っています。

以前は、何がそんなにいやなのか
ピンと来ていませんでしたが
お殿様(夫)が在宅医療を利用するようになり
自宅に医師や看護師、ケアマネ、薬剤師の皆さんが
頻繁に来るようになって、そのわずらわしさの一端を見ました。

単純に、ドアを開けて招き入れるだけでも、
一定のめんどくささがありますが
真に、めんどくささを感じるのは、

・・・正直に書くと、
人としてどうなのか?と、思われそうですけど
書いちゃいましょう。

頭を下げること

これでしたね。(個人の感想です)

ドアを開けて

①よろしくお願いします

訪問者が帰るときに

②ありがとうございました

最低でも2回は頭を下げます。

当たり前のことだし、いやだと思ってるわけじゃないんですけど
実際には、訪問者が実務に当たっている際や会話の中でも
①②を言う場面は多々あります。

めんどくさい、ただそれだけで
本当に、ありがたく思い、
よろしくお願いしたいと思っているんですが
何度も何度もになると、だんだん疲れてきちゃうんですよね。

老人が、ヘルパーさんをいやがる理由は、やはり
他人が家に入ってくる落ち着かなさでしょう。
これも、経験して初めてわかった、大きなストレスです。

私の場合に限っていえば、それに加えて
お礼を言うのに疲れちゃう。
という精神的負担がありました。

かといって、お礼を言うのをやめる、という選択肢はありません。
そんなことをするほうが、ずっとストレスです。

心身に不自由がある方の中には、家族やボランティアの方々
さらには、市井の行き交う人々から支援を受けたとき

お礼は言わない

と、決めている人がいる、と聞いたことがあります。

一日中お礼を言っていることになりかねないからこその
究極の選択だなと、思うようになりました。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。